後藤田 野中 徴兵制 野田 その他適当


今朝の『時事放談』で、後藤田さんを偲ぶ、みたいなことをやっていた。個人的には、実は、恥ずかしながら、後藤田さんのことよく知りませんでした。後藤田って名前のハト派の元政治家がいるってくらいでした。顔と名前が一致するようになったのは、ここ数年。

なんだか立派な人だったようですねえ。最初の選挙でゴタゴタあったようですが。まあ、ダーティ・ハトの中では、ハトの方に重点を置いた重鎮だったようですねえ。最近のイメージ的には。いやあ、でも、いろいろ彼の発言が紹介されてますが、なかなかいいこと言ってますねえ。みょーに祭り上げてしまうのもどうかと思いますが。しかし、自民党がなにげに何十年も国民に信頼れてきた理由がわかるような気もしますねえ。こういう人がなにげにたくさんいたんでしょうねえ。

「弱者のために」みたいなことをたくさん言ってましたが、そういうのって最近ウケないですからねえ。印象に残ってるのは、堀江さんの外国人特派員協会講演ですねえ(videonews.com)。 こちら で堀江さんの公的年金についての考えにちょっと触れたけど、他にもいろいろ気になること言ってましたよ。亀井さんの印象を聞かれて、「亀井さんの演説とか話を聞いてると共産主義者かと思えてくる」みたいなこと言ってましたよ。おそらく、静香ちゃんがよくする「弱者」の話についてでしょう。弱者の話をするだけでアカですか。いや、別にアカでいいんだけど、世間的にはイロモノ扱いにまたなりつつありますよね。


元警察庁長官ですかあ。左翼の方々からすれば憎い敵ですな。しかしながら、歴代の警察庁長官がその後何やってどういうこと言ってるのか調べてみたいですねえ。後藤田さんみたいに、権力は縛らんとイカンもんだ、みたいなこと言いつづけてる人ってどのくらいいらっしゃるんでしょうか。というか、あのデカイ顔で妖怪顔(良い意味で)の佐々淳行さんが後藤田さんにベタ惚れしてるようですからねえ。すごいですねえ。思想信条にはだいぶ違いがあるようですが。

しかし、二度目ですが、みょーに神格化するのもどうかなと思いますね。いや、よく彼のこと知らんのですが。とはいえ、時代状況が彼のような人を必要としているという証でもあるんだろうなあ。野中さんじゃ、世間では、ちょっと「抵抗勢力」としてのイメージがまだ強くあってなあ。その点、後藤田さんなら、旧田中派的な部分は世間の人にすっかり忘れられてるだろうからなあ。ん~、もったいないなあ。合掌。


今日の『時事放談』には野中さんが出てていろいろ話してたけど、野中さんは後藤田さんにかわいがられてたようですねえ。岩見さんによると、後藤田さんに『時事放談』の話したら、「対談相手が野中なら出る」と言ってたそうな。野中さんによると、引退宣言したすぐ後に後藤田さんから電話きて、「やめるな。恥を忍んで撤回しろ。あと三年やれ。日本にはおまえが必要だ」と言われたそうな。そして、今からそっち行くといい、野中さんがいやこっちからそっち行きますというと、いやこっちからいくと譲らず、すぐに(徳島から?)上京してきたらしい。そして、机を叩きながら野中さんを説得しようとしたようだ。

野中さんはおもしろいですねえ。後藤田さんもそうだけど、ほんと話に惹きこまれてしまう。深みと凄みの両方がある。ちょっと前に『文藝春秋』のバックナンバーいろいろ見てたら、記者たちによる政治家ランキング特集があった。見識やら人間性やら魅力やら7部門くらいがあって、野中さんが総合でダントツの一位だった。当時首相だった森さんがかなり下の方だったような。野党の党首たちがトップ10にちゃんと入ってるのに。

なんかのテレビの特集番組で桝添さんが尊敬する政治家に野中さんをあげてた。当時「抵抗勢力」としてイメージの悪かった彼をあえてあげてるところに驚いた。真面目な顔で「すごいですよ。すばらしいですよ」と言ってた。あの石原慎太郎さんも野中さんを慕ってる。(野中さんも石原さんについて「考え方は全然違うけどうまが合う」と言ってたなあ。おもしろかったのが、野中さんが「俺が連れてってやるからお前も中国行け」と誘ったら、石原さんは「飯に毒でもいれられちゃうかもしれないからなあ」と言ったとか。なにげに石原さん、マジでそう思ってそう。臆病なんだろうなあ。そういうところがなにげに石原さんの憎めないところなんだよなあ。)


古賀誠さんも野中さんに惚れたひとりのようだけど、古賀さんどうしてんだろ。野田聖子さんも野中さんの弟子のようだけど、がんばってほしいですねえ。この二人の話もなかなか面白いんだよねえ。野田さんもちょっと腰抜けぎみだけど、いいよ別に。革命起こさんでもいいよと。玉砕もいいけど、とにかく、生き残れ、って思う。



ところで、いきなり話が飛んで徴兵制についてだけど、志願兵制をやめて、どうせなら徴兵制にしちゃえ!とかヤケクソで思うことがときおりある。自分や家族が実際に物理的に戦う可能性が高くなればなるほど、暴力の行使その他について慎重になるかもと。自分や家族が物理的にリスクを背負えば、リスクをリアルに想像できれば慎重になるのではと。傍観者として強がってつば飛ばして吼えてばっかりもいられんだろうと。まあ、淡い期待ですが。

アメリカ見てると余計にそう思う。『華氏911』は「日本人からすると」たいした作品じゃなかったけど、「実際に戦場に行くのは誰なんだ?」を突きつけたのには意義がある。アメリカ軍で実際に危険な目にあってる下っ端の奴らなんて、ほとんど「生きるため」に軍隊入ってるから。親の金で大学行ける奴なんて軍隊に入らない。志願兵制が維持できるのは弱者が存在しつづけるからだ、ってのはどうかなあと。志願兵制を維持するために弱者を存在させつづけないと、なんて転倒した話になったらやだなあ。日本の未来がそうなったら嫌ですな。

えぐいリクルートは『華氏911』で取り上げられてたけど、アメリカ軍の広告がすごい。特にテレビCMが。ARMYのはさわやか。戦車やら攻撃ヘリやらがかっこよく描かれて、兵士も希望にあふれた顔してて、自分の未来のために!みたいなノリで。これだけでも、日本人としてはすげ~なと思ったんだけど、NAVY(marineだったかも)のがもっと凄かった。いろんなバージョンがあったと思うんだけど、凄いのが一つあった。かっこいい海兵さんが軍服じゃなくて制服(?なんて呼ぶの?)着てて、かっこい剣を持ってる。そして、グロテスクな怪物が出てきて、それをかっこよく剣で倒すの。


また話飛ぶけど、軍隊って何気にバカにできない。アメリカ軍その他って、人権・援助NGOの人材供給源にもなってたりする。正義感があって、第三世界の人々の境遇に心を痛めてるような人が、自分の能力・技術を生かそうとそういう道に入ったりする。この話はそのうちまた。


また飛んで、なにげに気になってるのは、戦中、有力者の子息ってどうしてたんだろう?やっぱり普通に戦争行って死んだりしてたのかなあ?スターリンや毛沢東のせがれが戦死したって話は聞いたことあるけど、日本の有力者のせがれ、その他の国の有力者の子供、そういう話に興味がある。別に、彼らの不幸を願ってるわけじゃないんだけどね。純粋に、人間とは、という問いにつながるような気がして興味がある。



追記: 

今さっき、とくらBlogさんからTBいただきました。野田聖子さんについてです。私は↑で、

野田さんもちょっと腰抜けぎみだけど、いいよ別に。革命起こさんでもいいよと。玉砕もいいけど、とにかく、生き残れ、って思う。

と書きました。私自身は、結構野田さんが好きなんですね。こういう人が自民党にもいてほしいと思ってます。で、「とくらBlog」さんのエントリーなんですが、内容には99%同意なんです。↓

野田聖子さんが法案に賛成されれば、国民の失望は大きいと思います。

この多くの方々の(反対)意見の受け皿となれるのは、今や野田聖子さんしかいません。

そうやって情報操作されている方々にとっても野田聖子さんは別格です。マスコミの扱いも悲劇のヒロイン扱いです。だから、野田聖子さんの行動は大変大きな影響があります。

ここで信念をまげて、郵政民営化関連法案に賛成したら、きっと今後の野田聖子さんの政治家としての人生に汚点を残すこととなると思います。

ここで迷ったら、ゼッタイ損です。

野田聖子さんにメールを送ろう ~ 私たち市民にできることは?


ほとんど同意なんです。けど、やはり、ああいう選挙結果後の今、野田さん一人じゃどうにもならないと思うんですよ。最低でも、民主党が野田さんと共闘するくらいにならないと。けど、それもありえないですし。考えが違いますし。

というか、ここで腰砕けになっても、我々は覚えてますけど、世間はすぐ忘れると思うんですね。逆に、一人で、孤軍奮闘しても、結局、世間はすぐ忘れちゃうと思うんです。しかも世論的には逆風で、郵政問題においては小泉に正義あり、ですし。そして、同志になってくれそうな人々が世間のイメージでは「悪代官」ですし。メディアのサポートもゼロですし。んななかで、一人で闘えと言うのは酷かなと。そりゃ、パワーでないだろうと。

今ごろになって、メディアの無責任コメンテーターたちが、今後起こりうる政界再編で中心になる気概でやらなきゃ、みたいなこと言ってたりしますが、そんな骨のある政治家なんて過去いたんですか?と。小泉さんだって、首相になるまでは自民党のただの兵隊だったのに。野田さんなんて、まだ中堅ですし。

と、盛り下がるようなことを思ってますが、みなさん、すみません。市民失格です。

ただ、野田さんに我々がプレッシャーかけるのはいいことだと思います。今後のためにも、野田さんに声を届けるというのは大切かなと。私もメール送ってみます。政治家への初メール!→送りました! 少しは罪悪感もってもらわないと。そして、その気持ちを抱きながら、今後、もっともっと頑張ってほしい。
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by mudaidesu | 2005-09-25 19:02 | ニッポン


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