怒鳴ることを覚えてしまった山本一太


ちょっとだけ。

「朝生」を途中から観たのだけど(流してただけだけど)、いつものように山本一太が出てた。選挙後だし、余裕あるようでなあなあでやっるようなかんじだった。なので、あんまり怒鳴ったりわめいたりはしていなかった。

数年前の山本一太は、最近の山本とは違ってたと思う。昔は、困難な質問にも、誠実に答えようと頑張っていたと思う。そりゃ無理あるだろう、その議論は苦しすぎ、と私は思いながらも、よく頑張るなあ、とみょうに感心した覚えがある。あのころの彼は、相手の質問に対し、正面から答えようと努力していた。答えることに集中していた。

政治家としてあまちゃんだっただけなのか。





最近の山本は、変なテクニックを覚えてしまった。一応、説明は頑張るのだが、それよりも、他人の発言をツブスことにより集中し力を使うようになってしまった。怒鳴り、遮り、わめき、そして、ときには揶揄して。ウスラ笑いを浮かべながら。

なんだかもったいないなあ、と思う。

前は、冷静な議論をきちんとできるリアリストだと、一応それなりの評価はしていたのだけど。彼自身気付いちゃったのかなあ。テレビはショーであって、ディベートであって、印象が全てであるということを。誠実に苦しい議論をするより、相手の発言を強い口調でツブシ余裕ぶったほうが得なのを。

それとも、自覚なしにああなっちゃったんだろうか。自然に体がそういう風に適応しちゃったのだろうか。田原総一郎の議論の仕方がいいかげんだからなあ。あれにまともに乗っかってるとああなっちゃうのも仕方がない面もあるのかなあ。すっかり、ただの軽薄なディベータ-になっちゃった。

小泉さんの影響もあんのかなあ。真面目に誠実に正面から相手の質問に答えてもしょうがないってのは事実だしなあ。あれで人気出ちゃう小泉さん見てると、真面目に議論するのがアホらしくなっちまう。

それとも、タレント議員としてのオゴリなのかなあ。なんか変な全能感持っちゃったのかなあ。最近、テレビでニヤケタ顔すること多くなっちゃったなあ。


しかし、ひとつだけ感心したことがちょっと前にあった。TVタックルで靖国問題をやったとき、山本は西尾幹二の歴史観にただ一人毅然と反論していた。民主党の議員(末松)がいまいちしまらない反論をしていたのとは対照的。まあ、半分、西尾に呆れていたというのもあるだろうが。しかし、視聴率が20%近い番組なんだから、もうちょい気合い入れろや。編集でカットされてたならごめんなさい。山本の好きな安倍は西尾とたいして変わらんぞ、ということは置いておく。
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by mudaidesu | 2005-10-01 05:16 | ニッポン


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