人気ブログランキング | 話題のタグを見る
花王アジエンス  チャン・ツィイーCM


「くだらね~ ああ くだらね~ ちょー くだらね~ 」の追記で触れたんですけど、コメント欄はいろいろにぎわっていたのですが、誰も相手にしてくれなかったので、もう一度。別に、誰にも相手にしてもらえなくてもいいんですけど。このCM、前々から気になってたんで。


まずは花王のホームページへGO!



花王 
http://www.kao.co.jp/



おお!

チャン・ツィイーさんがいまや会社の顔ですねえ。

じゃあ、彼女の顔のあたりをクリック!

アジエンスに到着したので、TVCMのところをクリック!



アジエンス TMCM
http://www.kao.co.jp/asience/flash/tvcm/



お、いきなりCMですよ。


んー、どうですか~?



追記:

がーん!!!!!

CMの内容が変わっちゃってますよー!!!!

このページで見れないですよー!!!!


・・・・・・・。



でも、気にしない気にしない。

みなさん、見たことありますよね。前のCM。それを思い出してください。

(追記12/7:なんだか、また見れるようになりましたね。ここで言及してる内容のエッセンスがちゃんと入ってるようです。)



ちょっと検索してみても、評判いいですねえ。このCM。たしかにいいCMだと思うんですよ。目のつけどころはすばらしい。なぜいままで誰も思いつかなかったのか?ってかんじですよ。プロダクト・イメージとしても、まさに「差別化」に成功しています。

日本のCM・広告は白人が主人公なものが多いですよね。日本に来た外国人には驚く人が結構います。なんでなの?と何度か聞かれたことがあります。この話には踏み込みませんけど。

「世界が嫉妬する髪へ」というキャッチコピーもすばらしいです。日本人の心を捉えてますね。時代の空気を反映しているとも言えます。白人の真似する時代は終わった。これからは、日本人が日本人として、世界で活躍する!みたいなかんじでしょうか。(ちなみに、音楽は坂本龍一さんだそうです。)

















へタレナショナリストな僕としても、アジア人としても、白人礼賛CMなんかと比べたらはるかにいい。実際、すばらしいCMだと思いましたし。うまい!と感嘆させられました。白人たちの前で、白人たちに拍手喝采受けてるところは、あいかわらずですけど。そんなに、白人に誉められたいかと。へタレナショナリストとしては、こういうセコイ描写はホドホドにしてくれ!とか思ったり。アジア人の誇りを強調しながら、結局、コンプレックス丸出しじゃねーかと。まあ、それはおいておきますけど。実際、白人に日本人が誉められてる話のCMは他にも多いし。


追記:以下は、前のCM内容を思い出してね。覚えてるよね?


そして、僕の印象でも、たしかに、アジア人女性の髪は平均すると綺麗ですよ。まさにそのとおり。だけどねえ、白人のボサボサ・チリチリ髪を出さんでもいいでしょう、と。アジア人女性の美しい髪に嫉妬してる白人女性を描かなくてもいいでしょう、と。アジア人女性の美しい髪だけ見せときゃいいでしょう。それに喝采する白人さんたちを見せときゃいいでしょう(ほんとはこれもイランけど。違う意味で)。

あの、ボサボサチリチリ白人女性の描き方は酷すぎますよ。



というか、 レ イ シ ズ ム  ですよ。



もし、逆のことやられたらどうすんの?と。

ん~、たとえば、引き締まった体の二枚目白人男性の引き立て役に、ヘロヘロでかっこ悪いアジア人男性が出てきたら?そんなCMあったら?かっこ悪いアジア人男性を尻目に、アジア人女性たちから羨望の眼差しで見つめられるかっこいい白人男性!みたいなCMが欧米で流れてたら?

中国人や韓国人にバカにされるのはヤダけど、白人にバカにされるのはしょうがない、なんてマヌケなこといわんでしょう。

僕自身は、誰にバカにされたって余裕ですけど、やっぱ、そういうのはイカンでしょう。


というか、このアジエンスのCMも、ある意味では、白人が主役ですよね。このCMを作った人、そして見てる我々の意識の中では。「白人」が嫉妬し、「白人」が誉める、という部分なしには成り立ちませんし。それがこのCMの本質ですし。

いまだに、こんな意識でどーすんの?でしょう。
力道山の時代からどのくらいの時が経ったのやら。
ひょっとしたら、僕の性格が悪いだけなんでしょうか。


ちなみは、僕はチャン・ツィイーさん好きですよ。「グリーン・デスティ二ー」と「LOVERS」は映画も好きだし。「ラッシュ・アワー2」と「HERO」は映画はイマイチだったけど、彼女は良かったし。「初恋のきた道」はキモかったけど。「オペレッタ狸御殿」は観れなかったけど観たいし。



「くだらね~ ああ くだらね~ ちょー くだらね~ 」






追記:

「とくらBlog」からTBもらったんで、簡単な返事です。コメント代わりです。このエントリーをTBしてどーすんだ?ってかんじもしますが、細かいことは気にしません。間違って↑読んじゃった方、ごめんなさい。

で、いやー、すっかり政治話から遠ざかってますよ、私のところは。ダメな奴です。ほんとに。現実逃避しまくりです。

なんか、私が「彼らは彼らで戦略的にやっているのでしょうから」と言ったとそちらに書いてありますが、読んだとき、「あれ?俺、そんなこと言ったっけ?」とか思ってしまいましたよ。リンク先の「旧とくらBlog」へ行ったら、ああ、そういえばあんなこと言ってたなあ、と。だいぶ昔のように感じてしまいました。選挙前の一ヶ月ほど、日本の国内政治に目を向けたことは過去にありませんでした。テレビも観まくりましたし。アホアホいいながら。

ちなみに、コメント欄の話ですが、状況をよく把握してないんですが、まあ、想像すると、あんなかんじでこんなかんじだったんだろうなあ、と。意味不明ですが・・・。普段、愛想が悪いだの態度が悪いだの礼儀がなってないだのボロクソ言われてる私が言うのもなんですが、コメントの中身はともかく、ノリがちょっと攻撃的だったのかなあ、と想像してます。成り行き上、私も関係しているので、なんか無責任なかんじですみません。

私は、今、カレーを作ってます。他人に食わせるために。美味いんですよ。私が作ると。俺って、天才!?とか思っちゃったり。
by mudaidesu | 2005-10-13 12:28 | ナショナリズム


<< 映画 「コーカサスの虜」 メインページ 映画 「青い車」  ARATA... >>