共産党は最も愛国的な政党だ! 


論座11月号買ったんです。ヨン様の写真にひかれて。
選挙中の宗男さんみたいなヨン様が気になって。







で、こんな本の書評がありましたよ。

『私の戦後60年――日本共産党議長の証言』

by 不破哲三   新潮社





・・・日本で最も愛国的な政党かもしれない。(共産党について)しっかり学習した。そして驚いた。日本の政党の中では一番筋が通っている。清潔だ。又、アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮に対しても一番毅然としている。

・・・

・・・「何にでも反対している」「中国や北朝鮮のような国にしようとしている」「共産党が政権をとったら自由がなくなる。なんせ共産主義政党なんだから」・・・・・と。「断片」から判断するだけでなく、悪意の批判・中傷が加わり、公安警察も卑劣な手を使って弾圧する。だから、「共産党は恐いぞ」と漠然と国民は思ってしまう。

僕なんて特にそうだった。大学時代から右翼学生運動をやっていたから、共産党は「不倶戴天の敵」だと思っていた。ソ連や中国に日本を売り渡す連中だ。売国奴だと思っていた。・・・

ところがアメリカと闘っているのは勿論のこと、共産党は中国とは文化大革命の時、大喧嘩し、決裂している。・・・ソ連の大国主義・侵略主義とも闘った。北方領土返還運動でも一番の正論は共産党だ。「北方領土返還!」と街宣車に大書きしている右翼でも、・・・四島返還だ。共産党は、さらに北千島を。千島全島返還だ!と言う。・・・

これならいっそ外務大臣は共産党にやってもらったらいい。自主独立の毅然とした国になるだろう。でも自民との連立は無理か。だったら単独で政権を取るしかない。一度くらい、やらせてみたらいい。・・・

本を読んで分かったが、旧ソ連、中国、北朝鮮のような「共産国家」は考えていない。むしろ、そんな自由のない共産国家とは一番闘ってきた。だったら思い切って党名を変えたらいい。「新党・愛国」とか。・・・

人間・不破哲三の魅力もよく出ている。作家志望で小学生の時に小説を書き、吉川英治に会いに行った。そんな多感な少年が共産党の理想に共鳴し、運動に飛び込む。少しでも社会をよくしたいと思う出発点は、どの運動も同じだろう。それがどうして争い、闘うのか。又、共産党の運動の中でも反省や悔恨、個人的な悩みや怒りなどもあったはずだ。それは第二弾、第三弾の本に期待したい。こうした<弱さ>を出すことにより、さらに強い、大きな党になれると思う。

「新党・愛国」に党名を変えたらいい by 鈴木邦夫




鈴木さんらしい文章でした。あいかわらず、おまえはほんとに右翼かと。まあ、右翼だからこそ、共産党の「愛国」に共感するんでしょうけど。

そうだと思うんですよね。戦後も、日本民族主義政党、日本愛国政党みたいなかんじで出発しただろうし。僕は共産党の人は好きですよ(あんま知らんけど)。というか、尊敬します。地方選挙じゃ必ず共産党に入れるし。けど、やっぱり、しいていえば、「愛国」的なところがどうもなじめないのかなあ、と。

たしかに、最近の、右のファナティックな愛国と対峙するには、左の愛国が必要なときなのかもしれない。宮台真司風には、「国粋」と「愛国」の違い、を示すことも必要かなあとも(本人は「愛国」打ち出してないですけど)。護憲運動も愛国運動ですしね。けどねえ、やっぱねえ、なんですよねえ。いや、私も、「ひっそりナショナリスト」なんですけどねえ。後藤田さんのところのコメント欄でちょこっと言ったけど。違和感があったりして、ポーストモーダン的なノリにひかれるとこがあったりするんですよねえ。

「愛国」の土俵に<あえて>上がってたたかうこと、ってどうなんだろう。結局、佐藤優さんが言うように、ナーショナリーズムは過激な方が正しいになっちゃうような気もするし。悩むところですねえ。政治の場においては多数を取らなきゃダメなんだから、たしかにしかたがない面もあるでしょうし。福島瑞穂さんまでが自民党にツッコミいれる際に、「私は愛国者ですから」なんてNHKの日曜討論で言っちゃうし。


僕としては「愛国」という表現は極力使いたくないですねえ。だから、自分を描写するときも「ナショナリスト」みたいな表現を使って、揶揄ぎみに、自虐的にやってます。

田中康夫の「日本主義」みたいのは、また新しいというか、違う趣きを持ってますよね。左翼的な愛国とはまた違う。これはこれで、ある種の可能性を秘めているような気がします。というか、ある意味、「保守」っぽい。「愛国」よりは「愛郷」。田中はめちゃくちゃリベラルな感性持ってるし、ポーストモーダンな浅田彰とは大盟友だし、とてもおもしろい。


ところで、不破さんの街頭演説見たたことあるんです。ちゃんと不破さん目当てで、始まる前から待ってた。ミーハーですなあ。で、すごかったですよ。不破さん、すげっ、でしたよ。夕方から夜にかけて2時間近く。ずっと立ったままだったのに、全然あきない。夕方から夜という状況もあって、すごい雰囲気だった。かなり心動かされましたよ。ヤバイヤバイとか思っちゃいました。ああ、ヒトラーはこういう時間帯にすごい演説したんだろうなあ、とかも思った。情緒や情念に弱い僕としては、結構簡単にコロっといきそうな気もしたり。




愛国心なんて、いらねえよ! by a 右翼


鈴木邦夫をぶっとばせ! (公式HP)
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by mudaidesu | 2005-10-17 00:11 | ナショナリズム


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