西尾さんのプチ懺悔!?


西尾さんがこんなこと言ってます。

故坂本多加男さんの「歴史は『物語り』だ」という言葉について西尾さんが簡単に語ってます。それぞれの国家はそれぞれの物語を持ち、そこに歴史認識が成り立つ、というのは「つくる会」にとってありがたい、便利な思想でしたと。けど、それはあぶない思想だと。あぶないなと思ったと。

↓転載できないんで、全文は西尾さんのページで。

憂国忌シンポジウム(六) 西尾幹二のインターネット目録


名誉会長さん、いまさら何言ってんですか?なんですが、やっぱりこの人は「ベタ」じゃなくて、『あえて』の人のような気がする。このことについてはまたそのうちに。




話変わって、読んでないけど、

『諸君!』2月号 目次

もし中国(胡錦濤)にああ言われたら──こう言い返せ」みたいのはお約束なんだけど、去年の『正論』6月号を思いだした。「サヨクを論破するための理論武装入門(by産経新聞編集委員)」が表紙で目立ってた。

キーワードは「スッキリ」。スッキリしたい。言われてムカツクから、言い返してスッキリしたい

ちなみに、『正論』6月号は買いました。なんてったって、日本の知性を代表する大手新聞社の「知を楽しむ人のためのオピニオン誌」ですから。イラク人質叩き総集編ですから。

「知を楽しむ人のためのオピニオン誌・正論」6月号




で、『諸君!』ですが、こんな見出しも発見。

中国に物言えぬ財界人よ 「社益」を排し「国益」を直視せよ

なんか、文藝春秋に同じこと言いたいよ。「『社益』を排し 『国益』を直視せよ」と。「『社益』のために、俗情に媚びるな。日本を代表する出版社の誇りはどうした」と。いや、売れるのはわかるんだけど。というか、僕はそれでいいと思うし。別に文藝春秋が「国益」考える必要なんてないと思うし。文藝春秋がどのように儲けようと勝手、とまで言ったら極論だけど。なんだかなあと思っただけだから。

でも、この中嶋嶺雄(国際教養大学学長)さんってこういう人だったのかねえ。彼の昔の中国本(中公新書 1982年)を読んだ覚えがあるんだけど、冷静で結構まともだったような気がしたんだけどねえ(あんまり覚えてないけど)。時代ですかねえ。なんか、最近は古森義久さんと中国叩き本とか出してるし。すっかりバッシング・マーケットに魂を売っちゃったような。



追記: 「靖国問題について」で書いたことを転載としとく。


というか、ちらほらと書いてきたんですが、保守論壇には、中韓や日本の左派に対する憎悪を撒き散らすことをほどほどにしてほしいです。そういうのが「売れる」のでしょうけど、大衆の何かへの憎悪を煽るようなことは、本来、保守主義者こそが、一番嫌うべきことでしょう。そうやって(何かへの憎悪を煽り)大衆を煽動するのは左翼の専売特許であると。保守主義者はそんな下品なまねはしないと。子どもの言い訳、屁理屈のようなセコい正当化も、いいかげんほどほどにしてほしいです。ディベート対策もいいでしょうけど、そんなのばっかりじゃ、魂を揺さぶることは不可能です。

日本の心と知性を代表する保守論壇の方々には、他者への愛情や寛容の精神のあふれる言葉・文章で、靖国論・日本論を語ってほしいです。そういうのが、我々が誇る日本人の美徳でしょう。保守論壇こそがその心・美徳を継承し体現すべきでしょう。保守論壇が育てるべきなのは、憎しみにかられた日本人ではなく、他者への寛容と慈愛の心を持った日本人のはずでしょう。憎しみの心は日本人の文化でも伝統でも「誇り」でもない。寛容の精神こそが日本人の文化であり伝統であり「誇り」のはずでしょう。他者への憎悪を煽るのをやめ、日本への愛を語ってくれ。
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by mudaidesu | 2005-12-26 21:48 | ナショナリズム


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