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エリ・エリ・レマ・サバクタニ


昨日、「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」と「ホテル・ルワンダ」を観た。

















「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」は、好きな映画トップ3に入るかもしれない「ユリイカ」のコンビの映画。青山真治と宮崎あおい。「NANA」のところで触れたけど、「ユリイカ」ほんと良かった。すげーなこの青山真治と思った。とか言いながらも、青山の映画は「ユリイカ」しか観てなかった。

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」公式ページ

宮崎あおいと浅野忠信単独インタビュー



この映画は、藤崎康という批評家によると、「わかりやすさという強迫観念にとりつかれた『テレビ的なもの』に抗う、果敢な映画である」そう(「論座]2月号)。というか、とりあえず、観て。ってかんじ。

映画の前半は、(僕のイメージする)イエス・キリストのような風貌の浅野忠信と中原昌也が、ただひたすらサンプリング用の「音取り」に励んでるシーンの連続。もちろん、やたらに長いカット連発。そして、やっと出てきた宮崎あおいは、メーテルみたいな格好で「ユリイカ」のときのようにただブスっとしてるだけ。

飽きそうな映画なんだけど、不思議とまったく飽きない。最初から最後まで集中しっぱなし。やはり絵がすばらしいからかな。何度も鳥肌立った。とりあえず、観てよ、だね。好き嫌いは分かれるだろうけど。テレビでガンガンCM打ってるけどちょっと心配。

観て、感じてくれ。ってなとこ。
by mudaidesu | 2006-02-10 00:54 | 映画


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