ウケるネタめっけ。愛国ネタ。


ウケるネタの前に、イケてるネタ。↓

ジョージ・クルーニー:「俺はリベラルだ!」


「unpatriotic」(非愛国的・非国民的)って表現が何度も出てくるねえ。
日本の「反日」みたいなもんか。そういう時代なんだねえ。



つか、↑のジョージ(笑)の「リベラル宣言」も別にリベラルとか以前に、普通のことじゃん。右だろうと左だろうと自由民主主義を是とするなら、ジョージ(笑)も言ってるけど、みんな同意できること。この程度のことを言っただけで「リベラル」と蔑視されちゃうってのはヤバイね。日本でも普通の近代主義者程度で「サヨ」になっちゃうのと似てる。僕はもちろん確信的な「サヨ」だけど。

もう一つなんかヤバイかもと思ったのは、ジョージ(笑)の文章への多くのコメント。すごい数で、みんな大絶賛と感謝感謝なんだけど、チラホラと悲鳴みたいのも(笑)。ありがとう(涙)。お願いだから発言しつづけて(泣)。ぼくたちに勇気をください(涙)。みたなノリのもチラホラと(笑)。



↓のウケる話も「unpatriotic」がらみ。


(元)メッツのピッチャーの配偶者の話。メジャー30球団、すべての駐車場でカーセックスするのが夫婦の目標だそう。それはいいんだけど、というか、「カーセックス」にロマンを感じる人って結構いるのかな。「みんな~やってるか!」って北野武のバカ映画(「ソナチネ」の後の映画でコレをつくるたけしはさすが。巨匠としてキバリすぎてる今とは大違い)があるんだけど、この映画のダンカンがウケる。けど、それはおいておいて↓


しかし、メッツにとって、『プレーボーイ』でヌードになることも気に入らなかったろうが、それよりも気に入らなかったのは、アナ夫人が、今オフ、トレードでメッツに加わったカルロス・デルガドを、政治的理由で批判したことだった。

デルガドは、イラク戦争に対する抗議の意を表明するために、ずっと、試合中に愛国歌「ガッド・ブレス・アメリカ」が演奏される際、ベンチにすわったままダウアウト前に整列することを拒否してきたが、アナ夫人は、これを「非愛国的、非アメリカ的」行為と非難したのである(註4)。

メジャーでは、チームメートをマスコミ相手に批判することさえご法度というのに、よりによって配偶者が他の選手を批判したのだから、メッツのフロントとしても、アナ夫人放出を断行せざるをえない立場に追い込まれてしまったのだった。

ちなみに、アナ夫人によると、デルガドの「非アメリカ的」な行為とは正反対に、『プレーボーイ』で裸になるのは、あのマリリン・モンローもした、もっとも「アメリカ的かつ愛国的」な行為なのだそうである。「配偶者の『愛国的』行為を理由に夫を放出するとはけしからん」と、メッツを非難したのだが、こじつけとはいえ、「ヌードになること」=「愛国的行為」という論理を考え出すのだから、アナ夫人、ただ者ではない。

メッツが「放出」した美人妻
 


いや~、恐怖の愛国抑圧話なはずなんだけど、なんだか牧歌的なお話にかんじてしまいます。ルックスは好みが分かれますが、この女の人、なんだか嫌いにはなれません。


デルガドのこの抗議行動は有名な話。

ちなみに、この人はプエルトリコの人。ものすごい選手。生涯成績



Delgado facing new challenges
Delgado stands up

で、アメリカの記事をちょっと見てみたら、今年からニューヨーク・メッツにトレードされたんで、メッツの球団規則にのっとって、試合前のアメリカ国歌と7回の「ゴッド・ブレス・アメリカ」のときに、デルガドはグランドに立つそう。

アナ夫人ネタもあった。「国旗に背を向けるなんて非愛国的でケシカラン」とかなんとか。




The Silencing of Carlos Delgado

この「The Nation」(リベラル雑誌)の記事はデルガド問題を真面目に論じてる。去年、メッツにデルガドがトレードされて、デルガドはメッツの規則に従うと会見で言ったことについて。デルガドはロベルト・クレメンテという昔の選手を尊敬してて、アスリートが社会正義のために発言することの大切さについてわかってると。メッツのGMはラテン系だし、監督は黒人だから、デルガドの行動をサポートできたのではと。

ついでに、「Newsday」(ニューヨークの新聞)のスポーツ・コラムニスト


One of the few pro athletes who had the guts to say no is now a yes man. And the silencing of his voice, whether you agree with it or not, is not a victory for democracy but a defeat.

(ノーと言えるガッツを持った稀なアスリートが今はイエスマンになっちゃった。彼に同意するしないは別にして、彼を黙らせるってことは、民主主義の勝利ではなく敗北だ。)


という言葉を引用し、こういうの意見があるってのはちょっと歓迎だと。


僕としては、スポーツの試合でいちいち国歌だのなんだのやるのはイランと思うけど(国際試合では別にあってもいいかもだけど。イランのはイランけど)。おまけに、9.11以降、7回にやる「ゴッド・ブレス・アメリカ」はもう飽きた。シアトルあたりはやってないけど。

そういえば、知り合いのアメリカ人が、昔はアメリカ国歌が嫌いだったから、どうせなら「ゴッド・ブレス・アメリカ」を国歌にしちゃえよ、と思ってたそう。でも、9.11以降、「ゴッド・ブレス・アメリカ」があまりに氾濫してるんで、ウザくなって、この曲も嫌いになったそう。もう国歌なんてイランだろ、って言ってる。

国歌とか国旗なんて、ひっそりとひかえめに存在するだけでいいと思うけどねえ。
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by mudaidesu | 2006-03-15 20:51 | ナショナリズム


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