民主党意味不明出口調査


千葉の補選の出口調査。↓

・・・05年に自民を圧勝させた原動力は、主に都市部の「無党派層」「女性」「若年層」だったが、それらの人たちの投票行動の推移を見ると、グラフのような変化を見せている。無党派層は今回、57%が太田和美氏(民主)に、30%が斎藤健氏(自民)に投票した。この差が、民主の最大の勝因となった。

女性と若年層は「親自民」の傾向を強めている。特に女性は大きく自民に傾いた。民主の女性候補が女性有権者に嫌われるのは、最近の選挙では全国共通の現象だが、今回は女性有権者のうち太田、斎藤両氏が拮抗(きっこう)しているのは40代だけで、他の世代はいずれも斎藤氏が太田氏に大差をつけた。一方、男性有権者に限れば、太田氏が斎藤氏を大きく上回っており、これほど男女の投票傾向に違いが見られる例は珍しい。

20代、30代が「親自民」の傾向を強める中で、40代、50代は民主優勢。特に40代は05年の自民優勢から民主優勢に逆転した。 ・・・

女性と若者は自民、40~50代民主 衆院補選出口調査




女性も年齢とか属性で示してくれるとありがたいんだけど。

というか、↑のリンク先の図がキツイ。


ついでにこれも。↓

朝日新聞社が22、23の両日に実施した全国世論調査(電話)によると、小泉内閣の支持率は50%で、3月調査の46%より上がった。女性や若者層の支持が増えたことが大きな要因だ。一方で、新しい代表に就いた小沢氏が率いる民主党に期待する人も50%。新代表就任時の期待度としてはこれまでで最も高く、自民に対抗するしっかりした政党が必要との意識が反映しているといえそうだ。・・・

小泉内閣の支持率は、昨年10月の55%から2月の43%まで下がり続け、3月に上昇に転じていた。今回は男性では変わらないが、女性では前回の43%から49%に上昇。年代別では、20代が46%から60%になったのが目立つ。

逆に40、50代の支持率は40%台前半で、とくに男性の40、50代では不支持が50%近かった。 ・・・

内閣支持率50%、小沢民主に期待50% 本社世論調査




去年はこんな記事があった。↓

「自民圧勝を支えたのは都市部の働く女性」-。労働団体・連合の関連研究所、連合総研は10日、首都圏、関西圏の会社員の男女を対象にしたアンケートから、そんな分析結果を明らかにした。

労組に加入している男女とも自民党に投票した人が多かった。従来民主党が都市部の会社員を中心にした無党派層の票を獲得してきただけに、民主党を中心に支援する連合にとってもショックな結果。

アンケート結果によると、女性は20-50代の各年代で40%以上が自民に投票。民主は最大で50代の29・8%にとどまった。男性は30代だけが自民支持40・7%と民主を上回り、ほかの世代では民主支持が多かった。
 
労組加入者の男女は42・1%が自民で、民主は32・5%だった。

[ 11月10日 22時11分 ]  共同通信



これについては、

女性が小泉さん支持のようですねえ。やっぱり、一番「割を食ってる感」の強い働く女性に希望を与えたということでしょうか。ありふれた言葉では「現状打破」してくれると。ネオリベ的なもの(実力主義みたいな「イメージ」)もこういう人たちには輝いて見えるんだと思います。

↑の小倉さんの話に合わせれば、「割を食ってる感の強い働く女性」にとって、目の前の壁はプレモダンでしょうしねえ。目の前のおっさんたちのプレモダン的理不尽。プレモダンをモダン化するのはリベラルの役割だったんですがねえ。まあ、小泉さんがリベラルに見えるんでしょうねえ。

しかしながら、民主党の女性人気ってどうしようもないですねえ。モダンさでは民主党の方がはるかにモダンなのに。

一応リベラル寄りの政党の方が、一応保守よりの政党より女性の支持が少ないってありえない話ですよねえ。しかも若い女性の。民主党の一番の票田にしなきゃならないところなのに。



ネオリベと言ったって、自民党には一応、安倍晋三座長の反ジェンダー・フリー&反性教育の保守おじさんプロジェクトもありますしねえ。だいぶナリを潜めてますが。まあ、ここは猪口さんに「国策フェミ」をがんばってもらいましょう。ないよりマシですし。・・・・


でも、マッチョなノリに煽られやすい男性が、そこまで煽られてはいないってのはかすかな希望の光かと(笑)。↑のアンケート結果によるとですが。若い無党派男性が煽られたって暗い話も一方ではありますが。

<純粋なるもの>への回帰願望  ぺ・ヨンジュンという思想のコメント欄



とか書いた。なんだか、あんま変わってないような。


それはそうと、民主党はいいかげんちゃんと広報しないと。どう考えても、民主党の方が女性や若者にやさしいはずなんだから。しゃれになってない。自民ネオリベ系の「現状打破」じゃ、女性や若者にやさしくないですよ、って広報しないと。

でも、今回の選挙で無党派→民主党なら、↑の共同通信の「都市部の働く女性」は民主党に入れたって可能性もないわけじゃない。まあ、繰り返すけど、女性の年齢と属性がわからないとなんとも言えないのかな。どうなんだろう。




ついでに、若者だけど、「右傾化」とか言われてるのと自民支持は別物だと思う。そもそも、諸々の世論調査を見ても、若者が極端に右傾化してるかんじはないと思う。9条にしろ国旗国歌問題にしろ韓国に対する感情とか、若い世代の方がいわゆる左寄りみたいな気も(↓のコメント欄)。ここ数年、そういうネタで、一挙に右傾化したのはオジサン層ではないかと想像。


たしかに、超極右に先鋭化してる若者の層があるのはたしかだけど、それはほんの一部。本人たちは「普通」「中道」って自己認識だろうけど、この層はめちゃくちゃイデオロギッシュ。そこらの普通の若者全般に当てはめるのはムリがある。日本でもっともイデオロギッシュな層かもしれない。

中身はともかく、これはこれで悪いことだとは思わない。「超政治的」なのは「普通」じゃないかもしれないけど、それ自体は悪いことではない。昔なら左翼に行ってた層だと思う。

イデオロギッシュな若者ってのは、それはそれでロマンティック。




その他の、いわゆる「普通」で「ノンポリ」の若者層は、それなりにリベラルな感受性を持ってるとは思う。だけど、宮台さんが言うように「都市型保守」っぽくて、やっぱ、「感情のフック」や「不安系煽り」に弱いところもあるような。でも、これって、若者の宿命かなと。



で、↑の女性と同じでリベラルというよりネオリベに引き寄せられてるところがあるのかなと。自民が「保守」に映ってない。自民がリベラルに映ってる。やっぱ、ネオリベがリベラルっぽく見えてるのではと。ネオリベが若者や女性や弱者に優しいってイメージなのではと。

自民ネオリベが既得権打破&現状打破だと。

それだけ、「改革」というフレーズは強力だったのかも。



んで、やっぱ、女性や若者には不公平感(割を食ってる感)があって、求めてるのはリベラル的な「公正」だと思う。というか、女性や若者が不公平を感じ公正(フェア)を求めるってのは古今東西そう。だからこそ、どこでも女性や若者がよりリベラルな政党を支持するわけで。


既存のいわゆる「ダーティー・リベラル」系よりは、ネオリベの方が公正に思えちゃうってのはしかたがないところもある。でも、ネオリベの公正って、結局、弱肉強食系、自然の摂理系で、それはそれで公正なのかもしれないけど、女性や若者の求める「公正」(無知のヴェール系でしょ)とは全然違う。

って、自民党なんてダーティー・リベラルとネオリベの寄り合い所帯なんだから、女性や若者には最悪じゃん。民主党の方がはるかにマシかと。



しかしながら、いまだに自民党議員がテレビとかで「小さな政府小さな政府」と言いまくってるけど、これって「小さな政府」って表現がイメージ良いってことか。んー。というか、堂々と「小さな政府」(とか「大きな政府」)と叫べる度胸のある政治家って他の国にはそんなにいないと思う。

ブッシュさんですら、最初の選挙のときは「思いやりのある保守主義」だし。「小さな政府」なんて堂々と言えないでしょ。イコール「思いやりのない政府」ってことだから。「減税減税」とは言うけども。実際の中身は別としても(それのどこが「小さな政府」だよってツッコミはおいておいて)、ポジティブな効果を狙って堂々と「小さな政府」と政治家が言えちゃう日本社会の状況はどうかと。



ちなみに、民主党が女性に人気ないって前から言われてるけど、↑のような投票行動は民主党議員の男としての魅力がどうたらこうたらだけじゃなくて、やっぱ、小泉系の政策そのもの(のイメージ)に期待してってことだと思う。



しかしながら、「キャバ嬢」ってのが攻撃材料になるって(結局、ならなかったようだけど)、ひでー話だな。というか、戦後日本の保守オジサンたちなんて、キャバクラどころか、あらゆる夜のお仕事してる女性たちに元気もらってたはずじゃん。

そういう女性たちこそ、いろんな意味で戦後日本の象徴。

戦後日本を全否定するのかと。


つづき→キャバ嬢は日本の恥だっつーの♪☆
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by mudaidesu | 2006-04-26 20:20 | ニッポン


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