マガジン9条の雨宮処凛インタビュー


「マガジン9条」の「雨宮処凛さんインタビュー」がおもろかった(だいぶ前のネタだけど)。
読もうと思いながらも、この人の本はまだ読んだことないんだけど。




雨宮さんの公式サイト。
雨宮さんのブログ。


で、インタビュー。


それまでは、今の憲法を読んだこともないのに自主憲法を制定せよとか言ってたんです(笑)。 ところが、読んだらその憲法の前文に感動してしまって(笑)。「いいなあ」と思ったんですよ。


ウケた。僕も前文好き。

プチ改憲のくせに。いや、プチ改憲だからこそ、この前文が好きなのか。(憲法9条改定論議の整理

ついでに、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」ってとこがやたら嫌いなオジサンたちがいるけど、いいじゃん。いい心がけ。まさに、「スクールウォーズ」の滝沢先生が恩師から学んだことみたいなもん。

というか、普通の感覚でしょ。そりゃ、部屋の外に一歩出れば何が起こるかわからない。いきなり刺されるかもしれないし。家族だって100%信頼するのはムリ。寝てる間に彼女に包丁でブスってやられたらどうしようとか考えたこともあるし。おまわりさんがいようがいまいがブスっとやられちまったらどうしようもない。

でも、↑のような感覚を普通に持ってるから、外に出られるし、他者に会えるし、付き合えるし、寝れるし、生きていける。というか、人付き合い悪いし、愛想悪いし、態度悪い僕ですらそうなんだから。

つか、久しぶりに「氷の微笑」を思い出した(笑)。グサっグサっブスっグサってのを(笑)。




自分の帰属している場所が国家しかないというので、そこへ過剰に行ってしまったのかなと思います。・・・

一つは、自分が思想に依存しているなということが分かったから。自分の問題から逃げるために、右翼思想で理論武装しているんだということに気付いた。・・・

国に自分の何かを託している、自分に何もないから国に過剰な思い入れを持つというのは、特に若い人で帰属先のないフリーターやニートの子たちに多いように思えますね。あるいは、自分の帰属している先であるはずの会社がすごく嫌いだとか。そういう不満のはけ口として、「愛国」とかに行ってしまっている気がする。 ・・・・

生きづらさを抱えて「愛国」とか「改憲」を叫ぶ人たちにも同じことがいえるんじゃないでしょうか。そこにしか逃げ道がないという。


このへんは、まあありがちな話なんだけど。というか、うーん、なんだよね。このへんの違和感はうまく表現できないんだけど、基本的には、「「ネットで広がる愛国心」 by 筑紫哲也のNEWS23」で書いたようなかんじ。

なんか、こういう話するときって、どうも「愛国に走る自分から逃げてる人や弱い人」を嘲笑するような方向へ行っちゃってるような気がするんだよねえ。

実際そうじゃなくても、そう受け取る人がいるだろうなあと。雨宮さんは、そういう人に対する愛情いっぱいだろうけど、インタビュアーの人からは「バカなあいつら」ってノリを感じちゃう人もいるかもしれない。

いやまあ、僕の「ナショナリズム」の語り方にもそういうところあるから人のこと言えないんだけど。というか、そこまで気を使う必要はないし、気を使ってたら書けないか。




私自身は、右翼団体に入ってから、それまでひどかったリストカットが治ったんですよ。社会の息苦しさみたいなものを全部自分のせいにしてた、自分を責めていたということだったと思うんですけど。右翼に入ったら、それを全部アメリカのせいにできたので(笑)治って。右翼を離れたときに、またちょっと戻っちゃったんですけど。


ここなんて重要だと思う。やっぱね、そうだと思うんだよね。というか、こういうので生きやすくなったり、生きる元気が出てくるなら、それはそれでいいのかなと。そういう生き方もあるんじゃないかと。多様な生き方が。



んで、やっぱ、おもしろいと思ったのは「愛国パンク」について。「窪塚洋介と平成ネオ・ナショナリズムはどこへ行くのか」の話とめちゃくちゃ繋がるような気がする。いちいち引用すんのもなんなんで、両方読んで。
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by mudaidesu | 2006-05-17 22:24 | ニッポン


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