イラク人質問題 21  公開バッシング


映画「バッシング」やってま~す。

公式サイト→http://www.bashing.jp/ 


この映画については「イラク人質問題 2  映画「バッシング」」でちょっと書いたけど、先週末からはじまりました。というか、初日に観てきた方にそちらでコメント&TBもらったんで、ついでと言っちゃなんですが、映画宣伝エントリーですこれは。映画をリマインドするための。で、僕自身は来週観ようと思ってます。




「バッシング」5月末から公開 日刊スポーツ

2月の日刊スポーツの記事だけど(今も見れる)、なかなか公開が決まらなかったそうで。




ところで、公式サイトのメッセージのところにこんなのがあった。↓


彼女のことは甘いと思うし、うまく理解できない。
でも理解できないからって排除するのはすごい怖い。
匿名の悪意ーー。それって日本人の悪しき特性かも。
人間の心の弱さ、強さを考えた。

室井佑月(作家)



まあ、何度か書いたように「日本人の悪しき特性」かどうかは知らないけど、こんなかんじで十分だと思うんだよね。別に「甘い」と思ってもいいし、「理解できない」でもいい。

(追記:当然、僕はそう思わないけど。「甘い」とか言ってる方がはるかに「甘い」と思う。イラクで何ヶ月も活動してたし、今もそういう活動をやってる人を「甘い」なんて「甘い」。極限の状況にいる人たちを見つづけ、いろいろ考えつづけた人。もちろん、「聖人」扱いする気はさらさらないけど、彼女は生き残ったしもう百戦錬磨と言ってもいいかもしれない。)

というか、「気に入らない」でも「ムカツク」でもいい。でも叩くなと。スルーしろと。そんくらいで叩いて潰して「排除」するなと。社会には(世界には)いろんな人がいるんだから。いちいちキレるなと。

というか、たのむよ、政治家先生たちとメディアや知識人のみなさん。ってかんじ。これがすべて。





ついでに、「イラク人質問題 2  映画「バッシング」」のコメント欄でのやり取りの一部を。↓


>激烈なバッシングは他者への無関心どころか、
>他者と「なぜ?」への攻撃的なほどの無関心があり、


めちゃくちゃうまい表現ですね。まさにそんなかんじですよね。私なんてびびっちゃって、スルーしてくれとか言っちゃってますが、それってその「他者への無関心どころか」で十分だって言ってることになりますよね(笑)。「攻撃的なほどの無関心」じゃなければもうそれでいいよ、みたいな。それはそれで情けないですよね。


なんかイラク人質問題というと、バッシングがどうしたとかそういう話になっちゃいますけど、正直、次元が低いですよね。自分でやっててなんですが。

やっぱり人質を叩くだの擁護するだのに問題を矮小化してはならないと思いました。被害者たちについて語ってばっかじゃしょうがないと思うんですよね。そんなことより、イラクについてや日本人という記号と9.11以後についてとかいろいろ、イラク人質事件からももっともっと語るべきことがあるんじゃないかと。もっと大局的な話が。自戒を込めてですが、バッシングがどうたらこうたら語って満足してちゃダメだなと。少なくとも、日本全体がそれだけじゃヤバイなと。結局、そうなっちゃったんですが。

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by mudaidesu | 2006-06-05 13:43 | イラク人質事件


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