英雄本色  蹴球世界杯超級総括(香港映画風)


まずは眠かった。






睡魔と闘ったのは久しぶり。眠いときはすぐ寝る人だし、勉強だったらいつもあっさり降伏。


ちなみに、香港映画風なのはタイトルだけね。そんな芸ないから。

それに中国語でサッカーは足球だよね。野球は棒球。

てか、香港映画風なのは「超級」だけね。ジャッキー・チェンの「超級警察」(警察故事3)から。

「英雄本色」は「男たちの挽歌」。英語タイトルは「a better tomorrow」。





で、やっぱ、ジダンの頭突きでしょう。

ジダンは英雄本色っぽかった。


なんかすべてがこれに集約されたというか、僕の中でのワールドカップ2006といえばジダンの頭突き、ってことになりそう(ディフェンシブで地味な試合が多かったし)。大ウケして睡魔もふっとんだし。

あれ見て、フランス人は民度が低いとか暴力行為はアラブ人の民族性だとか言っちゃう人っているのかな? または、もしマテラッツィが酷いこと言ってたなら、人種民族差別はイタリア人の国民性とか。

というか、アラブ人は嫌いだけどジダンは好き」みたいなことを堂々と無邪気に善意で言い放つ人ってどのくらいいるんだろう。































反差別を目指しサッカー界が団結






まあとにかく、やっぱ好きだわジダン。

ジダンってときたまああいうことやるでしょ。「ならず者アスリート」は嫌いじゃない。

つか今、筑紫さんの番組で言ってたけど、レッドカード12回、ってかっこ?よすぎ。

真面目風なのにあのキレっぷり。たまらない狂気。これでジダンも伝説になったかも。





星野智幸さん。↓


2006年7月10日(月) 曇り


のちに告白していたのだが、1998年のワールドカップ・フランス大会に臨むさい、フランスの主将を務めたマルセル・デシャンは、秘かな懸念を抱いていた。若きスターであるジダンが、実は狂気の人でもあることをよくわかっていたデシャンは、ジダンがゲーム中にキレることを心配していたのだ。
  

その懸念は現実のものとなった。ご承知のとおり、1次リーグ2試合目のサウジアラビア戦で、ジダンは倒した選手を踏みつけレッドカード、2試合の出場停止を食らったのである。そしてジダンの不在がフランスを危機に陥れ、決勝ラウンド初戦のパラグアイ戦はあわやPK戦に持ち込まれそうになったことは記憶に新しい。
  

ジダンは狂気の人である。その別世界の出来事のようなファンタジックなプレーときわめて控え目な性格から、他のサッカー選手の尊敬を一身に集める一方で、信じがたい凶暴なファウルを繰り返してもきた。プレーのあのファンタジーととてつもない集中力は、暴力的なまでの狂気で裏側から支えられている。それまでヘディング・ゴールなんかありえなかったジダンが98年のワールドカップ決勝では2本も決めて優勝へ導いたこと、2002年のチャンピオンズ・リーグ決勝の伝説のボレーシュート、2004年ヨーロッパ選手権イングランド戦で1点リードされながら後半ロスタイムで劇的な逆転をなした異常なフリーキックとPK。どれも、ジダンは尋常ではない精神状態に見えた。よくいえば神憑っていたし、悪くいえばイってしまっていた。
  

そういう時のジダンは危険である。デシャンはそれをわかって常に落ち着かせようと配慮していたし、おそらく98年レギュラーだったテュラムもわかっていたと思う。今日の決勝後のテュラムの涙は、そのせいもあるのではないか。
  

ジダンは今大会、決勝ラウンドに進んでから、その神憑った状態に入りつつあった。それがフランスを勝ち進めてきた。決勝でもその状態は続き、延長前半には、98年の再現かとこちらの心を色めき立たせるような鋭いヘディング・シュートを放った。あれが決まっていたら、延長後半の退場はなかっただろう。・・・



サッカー史上に残るもう一人の狂気の人マラドーナは、最後のワールドカップを薬物検査陽性(風邪薬のエフェドリンが検出された)による追放という形で終えた。狂気の形はまったく違うが、ジダンもマラドーナと並ぶ底知れない天才として、現役を締めくくって見せた。


 星野智幸の言ってしまえばよかったのに日記




映画  ジダン 神が愛した男 


この映画の終わり方も英雄本色らしい。
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by mudaidesu | 2006-07-11 23:37 | スポーツ


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