これヤバくない?


コレいーんですかあー?っつーことで。野次馬ついでに。





一応、JIIA問題の第6弾ですが、たいしたネタじゃないです。お遊び。

玉本産経古森日本国際問題研究所 3」のコメント欄(96個!数字だけは)でなにげなしにちょっと書いたことから。



日本発「公的な反日論文」  古森義久 産経新聞 (2006/08/12)

・・・ところがその論文のいくつかを読んで、びっくり仰天した。日本の政府与党や多数派の考え方を危険として一方的に断罪し、・・・

この論文はいまの日本で多数派の意見といえる日本の安全保障面での「普通の国」らしい方向への動きを「タカ派的ナショナリスト」の危険な策動と断じ、 非難することが主眼となっている。・・・

元国連大使の外務官僚だった佐藤行雄氏を理事長とする日本国際問題研究所は日本政府の補助金で運営される公的機関である。 その対外発信は日本の政府や与党、さらには国民多数派の公式見解とみなされがちである。・・・

現在の日本の外交や安保の根本を否定するような極端な意見の持ち主に日本の対外発信を任せる理由はなんなのか。

この一稿の結びを佐藤理事長への公開質問状としたい。

http://mudaimudai.exblog.jp/4057150


と古森さんは書いてた。



で、こんな文章を見つけた。↓


・・・ヨーロッパとは違って、アジアには中国や北朝鮮のような非民主的な共産党独裁体制が残存しており、台湾海峡をめぐる軍事・安全保障上の危機がさらに増大しつつあるばかりか、米中間の「新冷戦」がアジアを舞台に増幅しつつある現実を直視すれば、「東アジア共同体」なるものは所詮、絵空事に過ぎないのかもしれない。・・・

これらの政治的・社会的な問題を棚上げして「東アジア共同体」を語ることは土台無理であろう。しかも「東アジア共同体」にとって絶対に無視できない台湾を、現実の独立主権国家として認めないことを暗黙の前提にしているのであるとしたら、この点からも「東アジア共同体」は虚妄にならざるを得ないのである



・・・中国はASEAN(東南アジア諸国連合)プラス3(日中韓)の13カ国で、「東アジア共同体」を発足させる思惑だった。この構想に積極的に関わってきた日本外交のお粗末さ、親中派政治家の無知には呆れるほかない。・・・

日本はASEANプラス3の枠の中にからめとられそうになって、あわててインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた16カ国にした。しかし、13であれ、16であれ、経済共同体ができると考えているとしたら大間違いだ。・・・

SARSの情報や化学工場の爆発を隠蔽したり、他国の内政に干渉する国が参加して共同体ができると思うほうがおかしい。胡錦濤氏ら戦後世代は宗教もお祭りも禁じられて知らないはずなのに、他国の祭祀をやめろという。靖国参拝をする小泉純一郎首相とは会わないという。首相も「犬を食う人種とは会いたくない」と言い返せばいい。・・・

中国人はこうやって相手を選別し、逆らうものを排除し、媚びるものだけを優遇し、いつの間にか相手国の政治にまで干渉するようになった。・・・




これらの文章はココ。↓

「東アジア共同体」は現実論なのか by 中島嶺雄

中国の「東アジア共同体策謀」に乗るな by 屋山太郎



トップページはコレ↓。

東アジア共同体評議会


会長さんの中曽根康弘さんの挨拶


組織と活動 東アジア協議会について

東アジア共同体評議会は、「東アジア共同体」構想に関する、産官学の「オール・ジャパン」の知的プラットフォームとして、国内関係者の間における知的連携の強化、知的基盤の構築、さらには戦略的発想の共有をも目指すものである。

http://www.ceac.jp/j/const1.html


組織と活動 規約

(賛助会費等)
 
第14条
   
本評議会の経費は、原則として経済人議員の支払う賛助会費および政府その他からの 委託金、助成金、寄付金等によって賄う。

http://www.ceac.jp/j/const2.html


役員・議員等名簿

参 与
 
瀬山 賢治  文部科学省国際統括官
北村 俊昭  経済産業省経済産業審議官
佐々江 賢一郎  外務省アジア大洋州局長
薮中 三十二  外務省外務審議官
渡辺 博史  財務省財務官

http://www.ceac.jp/j/const3.html



まあ、細かいことについてはこのサイトをいろいろ探検してみてください。




で、東アジア共同体、または、アジア共同体の構想はどういう人たちのものか?いや、↑のサイトを見ればわかるんだけど(役員・議員等名簿とか。えらいお方たちがいっぱい)、一応、こちらをどうぞ↓。コメントを受けての文章なんでだいぶ皮肉まじりですが。

「東アジア共同体」が大好きなのは…



一応、外務省。↓

平成19年度 我が国の重点外交政策

3.アジア外交の強化と望ましい国際環境の確保

(1)アジア外交の積極的推進

・東アジアにおける安定的な外交関係及び安全保障環境の維持・強化(アジアにおける平和の構築・定着の推進を含む。)
・東アジア共同体の形成に向けた地域協力を含むアジア大洋州における協力の主導
・中国・韓国との相互理解・信頼に基づく関係強化
・インド・東南アジアを含む南部アジア及び豪州との対話・協力の推進

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jg_seisaku/j_gaiko_19.html


外務省サイトを「アジア共同体」で検索してみた。

麻生さんやら小泉さんの演説とかが読める。


首相官邸サイトから。↑のリンク先にあるけど、一応。

小泉総理大臣のASEAN諸国訪問における政策演説 
「東アジアの中の日本とASEAN」=率直なパートナーシップを求めて=


新千年期における躍動的で永続的な日本とASEANのパートナーシップのための東京宣言

第59回国連総会における小泉総理大臣一般討論演説
新しい時代に向けた新しい国連(「国連新時代」)(仮訳)



ついでに、

自民党政権公約2005

「アジア外交」で確かなリーダーシップを発揮します。

107. 中国・韓国など近隣諸国との関係の改善強化とアジア「共同体」構想の推進

北朝鮮問題の解決。中国・韓国等との未来志向型の連携を強化し、アジアにおける「共同体」の構築を推進する。

(31ページ)

http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/index.html



おまけに、

民主党マニフェスト2005

④東アジア共同体の構築をめざします。

アジア地域における相互協力と信頼醸成をすすめ、FTA・EPA(経済連携協定)の締結を推進し、農業分野などの貿易面のみならず、人の移動の自由化、エネルギー、環境、教育、保健、犯罪対策など、さまざまな分野でアジア各国・地域との連携と協力を強化します。アジア地域を不戦地域とすることを各国共通の目標とすることをめざすとともに、将来的にはアジア・太平洋を含む姿に拡大・発展させることを展望します。

外交・通商政策における縦割り省庁体制を改め、強い政治的リーダーシップの下で、アジア諸国との経済協調を推進します。

http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/image/BOX_SG0062_kakuron.pdf



一応、

日本共産党 総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約

【4】平和・友好の「野党外交」で、世界とアジアに積極的に働きかけます

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2005/05syuuin_seisaku.html


ざっと見たかんじでは、「野党外交」の話が中心で、「アジア共同体」については触れてない。


せっかくだから、

社民党総選挙公約2005

5.アジアとの信頼回復を図ります
 
過去の侵略戦争を賛美する靖国神社への政府首脳の公式参拝は、周辺諸国の反発を招くだけでなく、政教分離を定めた憲法にも違反するため、強く反対します。すべての戦没者のための国立の無宗教追悼施設をつくります。アジア諸国との信頼を回復し、北東アジアに非核地帯や総合安全保障機構の創設を進めます。

http://www5.sdp.or.jp/central/topics/44syuin/seisaku/seisaku2005.html


いわゆる「アジア共同体」については触れてないね。




正直、アジア共同体問題には全然詳しくないんだけど、コメント欄ではテキトーにこんなこと書いた。↓


「アジア共同体」の妥当性は別にして(一部の人たちの間でかなり不人気なのは知ってます)、これを推進すべしって人は、保守側にたくさんいると思います。というか、たいして詳しくないですが、保守側の方が熱心なような。左よりの人の方が、アジア共同体的なものの必要性は認めながらも、新自由主義的なノリを懸念してたりするような。ヨーロッパなんかでも、左翼(右翼もですが)っぽい人は新自由主義的なノリで進められる更なる統合には懐疑的だったりしますよね。また、気合いの入った「左翼」だったら、国家や財界主導の地域統合には乗れないんじゃないかと。

玉本産経古森日本国際問題研究所 3 のコメント欄


やっぱ、現在のアジア共同体構想については、左の方がいまいちノリが悪いのかな?

やっぱ、サヨクは「反日」なんすかね。




福祉国家は分配平等を求める思想ですけれど、分配平等には原資が限られていて、一定の集団の中でしか実現しない。となれば排外主義に結びつきます。具体的に言うと、難民排除、外国人排除、国籍条項の厳格下、これしかシナリオがない。

http://mudaimudai.exblog.jp/830661


ちょっと違う論点についてだけど、こんなこと上野千鶴子さんが言ってた。アジア共同体の話とこの話をピッタリ重ねるのは難しいけど、こういうノリに関係したりするんですかね。



まあでも、アジア共同体構想は、古森さん用語を使うと「日本の政府与党や多数派の考え方」かな。民主党も推進だから、首相靖国参拝より「多数」なのはたしかっぽい。


日本政府や与党の政策や多数派の考え方について、中島嶺雄さんは、「所詮、絵空事にすぎない」みたいにバカにしながら、「虚妄」と一方的に断じてるような。屋山太郎さんは、「お粗末」だとか「大間違いだ」と断じてるような。

そして、元首相の中曽根康弘さんが会長をしてる東アジア共同体協議会には、政府からのお金も入ってるようなんで、その対外発信(日本語だけど全世界に向けて公開してんだし。ついでにネットだし)は日本の政府や与党、さらには国民多数派の公式見解とみなされがちである。のかな?古森さん的には。



ついでに、東アジア評議会議長の伊藤憲一さんの「SECAコラム」の文章も。↓


思い込みの「東アジア共同体」論を排す

・・・私は、東アジア共同体問題に関心を有する各界の人士が集まって昨年5月に結成した「東アジア共同体評議会(以下評議会)」の議長をしている。そこで、私のことを東アジア共同体構想の推進者であり、評議会のことを同構想の推進団体であると思い込んでおられる方がいる。しかし、私は個人的にはまだ東アジア共同体にコミットはしていないつもりである。・・・

http://www.ceac.jp/j/column/050306.html





一応、

JIIA Commentary is an occasional online publication of The Japan Institute of International Affairs, which is available on the web and by free subscription. The views expressed in JIIA Commentary are the authors’ own and should not be attributed to JIIA Commentary or The Japan Institute of International Affairs.

Masaru Tamamoto, Editor
Nao Shimoyachi, Assistant Editor


編集長の玉本さんによると、「JIIA Commentaryで表現された見解は著者自身のものであって、JIIA Commentaryまたは日本国際問題研究所によるものではありません」だって。

http://mudaimudai.exblog.jp/4121611


で、

本コラムは、東アジア共同体に関する日本国内の注目すべき論文をご本人の了解を得て転載するものでありますが、東アジア共同体評議会の見解や意見を代表するものではありません。


と東アジア共同体評議会の「CEAC コラム」にも書いてあるけど。





現在の日本の外交政策、与党や多数派の考え方を完全否定するような極端な意見の持ち主の文章を日本の対外発信の中に含めるだけでなく、現在の日本の外交政策、与党や多数派の考え方にコミットしてないと堂々と言い放って恥じない人物を東アジア評議会ナンバー2の議長に起用する理由はなんなのか。


みたいな中曽根会長への公開質問状を書きたい。

なんて思わない。


てか、やっててアホらしくなってきた。最初はおもろかったけど、すぐ飽きた。




あ、あとこんなのもあった。↓


「東アジア共同体」への疑問 

「東アジア共同体」構想という妖怪がアジアを徘徊(はいかい)している-。


現在の日本の外交、与党や多数派の構想を「妖怪」呼ばわりですか(笑)。まあ、妖怪はかわいいから人気者だけど。というか、愛すべき日本文化だし。個人的には、「妖怪大戦争」にも出てたけど、首が伸びる女性の妖怪が好き。


さて、現在の日本の外交政策、与党や多数派の構想を「妖怪」呼ばわりする「極端な意見の持ち主」はいったい誰でしょう? ↓

http://www.ceac.jp/j/column/041210.html





まあ僕としてこんなかんじです。↓


・・・もし違う政権(ブサヨ政権でもなんでもいいです)ができたとして、その政権の政策に懐疑的な人(サヨク政権だったら、↑で出した村田さんとか森本さんとか岡本さんとか)がCommentaryみたいなので政権に批判的なノリで書いたっていいじゃないかと。

(政権批判者から見て)日米関係を軽視するような政権だったら、村田さんとか森本さんとかの親米保守系の人が「日米関係を重視すべき」みたいな視点から『反日』(もちろん私はそうは思いませんがネタで)な「解説」を書いたっていいじゃないかと。アメリカで「『サヨク』が跋扈し、幼稚な反米ナショナリズムを煽り、アメリカとの関係を軽視するなんて国際情勢に盲目でヘンなニッポン」みたいな『反日』報道があったとして、それに対して日本政府が一生懸命反論していたとしても。「国費」が入っていたとしても、「学術的に独立した研究機関」と宣言してるなら、日本政府に合わせる必要性は私はまったくかんじません。


↑でも書いたように、古森さんがCommentaryで発信しても(レイシズム丸出しじゃなければ)文句ないです(内容には文句あっても書くこと自体には文句なし)。たとえ「精神異常者の共産主義者たちが、政治権力の内部にもぐりこんで、凶器によって子どもたちを好き放題に切り刻んで、日本人全員を、発情期の野獣のごとく、性器と性交にしか関心がないセックス・サイボーグみたいにしようとしている」みたいなことを発信しても。

いやあんまJIIAに関係なさそうな話ですが、↓をふと思い出したのでムリヤリ。

http://d.hatena.ne.jp/Backlash/20060627
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20051002

まあ玉本さんも「日本や日本人のアイデンティティ」にこだわって書いてますし、そんなに的外れなネタじゃないですかね。



私からすれば、古森さんが発信しても全然日本の国益にならないと思いますが、「多様な日本の姿を晒す→日本への理解が深まる→日本の国益になる」みたいに考えることもできますし。そして私は↑で紹介した「理事長の佐藤行雄さんのサイン付きのCommentary発刊宣言みたいなもの」の精神(たとえタテマエであったとしても)に異論はないわけです。Commented by mudaidesu at 2006-09-11 00:58周辺で書いたとおり。・・・・


玉本産経古森日本国際問題研究所 3 のコメント欄



ちょっと極端すぎな例もオッケーにしちゃったかも。
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by mudaidesu | 2006-09-25 09:12 | ニッポン


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