について。 フジテレビでやってたアメリカのドラマ「24 シーズン4」見終わった。「24」については去年かなり好意的?に書いた。好意的というより、ふつーにおもしれーと。 で、「シーズン4」だけど、かなり質が落ちたような気がする。正直、つまらんかった。まあ飽きてきたのかもしれないけど。 で、「シーズン4」の特徴はやっぱ「拷問しまくり&拷問正当化しまくり」かと。拷問を許さない「アムネスティ・グローバル」(←ベタすぎ)とやらが「うざったいテロリストのお仲間」みたいに描かれてたし。 おいおい、アメリカは自由と人権の伝道師のはずじゃないのかと、アムネスティは同志じゃないのかと(アメリカに関わること以外ではだけど)、というか、アメリカ政府はともかく、視聴者の一般アメリカ人はアムネティ側じゃなきゃダメじゃん、アムネティなんて理念的にはめちゃくちゃ「アメリカン」なかんじじゃん(イギリス人がはじめたんだけど)、みたいなヤボなことは思わなかったけど。 まあとにかく、前作までとは違ってたような。前作までも一応「拷問アリ」だったような気がするけど(あんま憶えてない)、「シーズン4」ほどあからさまに正当化はしてなかったような。「シーズン4」は、なんの迷いもなくあっけらかんと拷問超オッケーと突っ走ってたような。 「全方位ドラマの八方美人戦略」はどうなっちゃったんでしょうか。 作られた時期、ようするに世論のノリ次第なのかと思いつつも、時間的には9・11から遠ざかっていってるわけなんで、んー。というより、9・11から遠ざかる=時間が経つ→拷問に対する嫌悪感がペンディングされてる状態が惰性で定着とか? ちなみに、去年、こんな記事についてちょっと触れた。 テロと拷問 もちろん、↑で書いたように、エンターテイメント作品では、刑事等の公権力がめちゃくちゃってのは普通なんだけど。 で、エコノミストのサイト見てたらこんな記事があった。というか、いろいろ書くのめんどくさいから、記事にあった画像をスクリーンショットでお茶をにごす。BBCのも。というか、BBCとアムネスティの調査っぽい。 ↑の画像があった記事等、これに関するのをいくつか。↓ Saying no to torture Why some are willing to see it used economist ついでにこれも。アメリカの特別軍事法廷設置法について。↓ LATのヒラリー批判コラム 「24」の見すぎじゃね?と。 おまけに、去年リンクした記事も。↓ The Debate Over Torture
by mudaidesu
| 2006-10-23 12:01
| 世界
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