ついに観てしまった『花とアリス』。


ビビってて観てなかった岩井俊二作品。




「好きな映画を二つあげてみろ」とか言われたら、青山真治の『ユリイカ』と岩井俊二の『リリィ・シュシュのすべて』をあげてしまいそうな僕でして、おまけに『スワロウテイル』も大好きなんで、岩井俊二作品は観たい人なんですが、ビビって、というかおじけづいてて観れなかったのが『花とアリス』。


なにゆえかって、<少女趣味>のせい。

<少女趣味>。

<岩井俊二の少女趣味>が僕的にダメ。




てか、岩井俊二の『ラブレター』がダメ。映画の題材はすごくいいと思うし(もうほとんど忘れたけど)、豊川悦司はけっこう好きなんだけど、なななな中山美穂さんがダメ。みてらんない。いわゆる「生理的に受けつけない」ってかんじです。

『ラブレター』は<少女趣味>ってかんじではないのだけど、後から考えると、僕がダメな「かほり」がとても出ていたなあと。




で、<岩井俊二の少女趣味>だけど、『FRIED DRAGON FISH』(しょぼい)を観たときに「あ、岩井さんってこういう人なのね」とガッテンして、『ラブレター』がダメだった理由がなんかよくわかったような気がした。って、なんかうまく説明できないけど、そんなところ。


と言いつつも、<岩井俊二の少女趣味>全開の『四月物語』はけっこう良かった。まあ気合いが抜けててさっぱりしてたせいだろうけど。




そんでもって『花とアリス』。どうもおじけづいてしまって観れないでいた。

けど、観た。


予想通り。


しょっぱなの鈴木杏と蒼井優が戯れるシーンから<岩井俊二の少女趣味>全開。


というか、岩井俊二はほんと「うまい」と思う。もう何度も「うますぎ!」と思った。

でもね、やっぱ<岩井俊二の少女趣味>は僕的にダメ。うざすぎ。



『花とアリス』のお話はとてもおもしろいし、主役の二人もすごくいいから、もっとふつー?の映画にしてくれよと思った。<岩井俊二の少女趣味>的な部分を7割減らせば、僕的にはすごい好きな作品。




つーか、バレエ関係のシーンいらん。マジでいらん。


とはいってもなー、最後の蒼井優のバレエシーンは絶対必要だしなー。んー。


妥協ってことで、バレエのシーンの数と時間を減らしてくれ。



ちなみに、バレエそのものは好きですよ。もちろんドシロウトですが。というか、はじめてバレエ観たときはものすごい衝撃?だった。「バレエ?バレエかよ」程度のノリで観に行ったら、あらららら、でした。すげーと。



てか、<少女趣味>なら『笑う大天使』の方がまだ好き。

質というか完成度その他モロモロは全然下だけど。というか、比べるなだけど。


でもあそこまで少女少女してながらも、2時間以上見せ切る底力はやっぱ岩井俊二のすごさ?



というか、『笑う大天使』は<少女趣味>とか以前に、ただの<おバカ>か。

なんだか、『笑う大天使』はやたらと評判悪いけど、僕としては、映画としてどうよ?とかボロボロじゃん?とかアレは?コレは?とかそういう細かい話はともかく、それなりにおもろかったんだけど・・・。

原作をまったく知らなかったら、おバカな展開もウケたし。僕としては<おバカ>好き。よくかかってた音楽が良かった。あのギターが途中から入るヤツ。お嬢様ワールドにアナ―キーなものをぶちこむ雰囲気がよく出てる曲。
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by mudaidesu | 2006-12-26 23:45 | 映画


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