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「世に倦む日日」「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールですが、切り口がなにげにエグイので笑ってしまった。いや~な世界だな~、想像したくね~なあ、と思いました。


「女性のブログ読者は想像して欲しいのだが、例えばある日、携帯電話に小泉首相から直接メールが入って、「今夜、時間ができたから二人で食事がしたい」と誘いがあったとする。断るだろうか。私が女なら断らない。

     (・・・)

小泉首相が目を見据えてこう言うのだ。「スイートをリザーブしているから泊まって行って欲しい」。私が女なら拒否できるだろうか。

終電の時間があるから帰りますと席を立つことができるだろうか。私はできない。私が女なら拒絶の選択はしない。

     (・・・)

小泉首相の魅力は時代を心得た絶妙のセックスアピールにある。非情な視線と粗暴な台詞、痩身を包むクールビズのダンディズム、インパクトのあるアジ演説、美食と芸術の豊穣な趣味、そして不良な私生活。


↑あたりの描写・記述はイヤラシイ。エロいという意味じゃなくて、エグいとこついてくるイヤラシサ。そこらの、ハードボイルド小説、または、レディース・コミック(もう絶滅した?)みたいなノリもある。シャレが効いてるなあ、洒落が辛いなあ、と思いました。

ただ、おそらくthessalonikeさんも意図的でしょうが、ハードボイルド小説・レディース・コミック的なノリってのは女性蔑視的なのですね。男のサド心、女のマゾ心を非常に安易な形で描写する表現。別に、男がSで女がMでもいいんですが、これ系の表現は、男とはそういうもんだ、女とはそういうもんだ、みたいなジェンダー・バイアス大爆発の表現。ポリティカルにはインコレクトなんだけど、ウケちゃうのもまた事実。そして、表現がポリティカル・コレクトネスに拘束されちゃ意味ないのも事実。

だからとくらBlogのコメント欄のregretさんの、「渡辺淳一のコラムみたい」や「六本木ヒルズに住んでるワキガの小者の口説き方みたいで、お陳腐」という印象は的確かと。(渡辺淳一のコラムは知らないですが・・・。彼の小説からコラムの感じも想像。)

ただ、私が思うに、regretさんは、thessalonikeさんに直接怒りをぶつけてますが、あの文章をベタに受け取りすぎのような気がします。あれはあくまで皮肉であって、ある意味、ネタだと思いますから。どうでしょう?thessalonikeさんは、残念ながら世間のノリはあんな感じですよ、というのをリアリズムで表現したと。みたいな感じで私は、あの文章を解釈しました。どうでしょう?

だって、thessalonikeさんは、あの文章の主人公の小泉さんを英雄とは見てないでしょう。読者に、この主人公かっけーだろ、と思わせようとはしていない。そもそも、thessalonikeさん自身が反小泉なんだし。だから、あの文章に反発するregretさんも、実はthessalonikeさんとそんなに違わないのかと。どうでしょう?

でも、「Kのコダワリ」さんが、「とにかくコイズミ氏がカッコ良く現状をぶっ壊して変えてくれることを期待した「戦う」オジサマ方」というように、強くて、おまけにハードボイルドで女性をメロメロにしてしまう(おっさんのイメージ・幻想)小泉さんにベタに憧れるおっさんはたしかにいるでしょうね。


で、「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールですが、


どうやら岡田克也の愚直より小泉純一郎の不良の方が、今の時代はアピールとして女にウケるのに違いないのだ。

(・・・)

マニフェストよりセックスアピール。気分としての今の日本の女は、灰になるまでギャルなのだ。


ですが、これはよく言われてることですね。(そして、これはこれで重要な論点。「衆愚」論争も起きてるようですし。火付け役が政府側というのがスパイス効いてる。)だだ、こういう表現に反発する女性がいるのもよくわかります。

けど、実際に、小泉さんの「魅力」とやらにやられちゃった女性なんて、そんなに多くはないでしょう。小泉さんにメロメロになった女性なんて多くても二割程度なんじゃないですか?ただ、他の政治家でここまで女性を惹きつける人はいないんで、彼らのゼロと比べたら、小泉ファンの一割二割の大きさはもの凄い。また、都市の若者が小泉応援に回ったとしても、一割二割が動いただけでしょうし。たしかに若者も女性も選挙結果を決定するファクターにはなったでしょうが、熱狂してない人たちの方が多いでしょう。ただ、選挙はこの一割二割を奪い合うものでもあるから、みんなここを集中的に分析するわけで。あくまで、分析の対象は熱狂しちゃった数百万程度の人かなと。

thessalonikeさんもこういう層に注目して描写しただけで、ほとんどの女性がそうだ、とは思っていないでしょう。あえて挑発したまでで。 どうでしょう?「Kのコダワリ」さんは「オジサマ達」が要因だったとしますが、これも別にほとんどのおっさんがそうだったという意味じゃないでしょう。若者戦犯論も同じだと思います。若者だろうと女だろうとおっさんだろうと、決定的な役割を果たしたとしても、それは一割二割程度の若者だったり女だったりおっさんだったりするわけで。私も小泉さんにまったく魅力は感じませんが、若者戦犯論はよく理解できます。というか、小泉さんを応援する若者の気持ちがよくわかる気がします。


で、話があっちいったりこっちいったりしてますが「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールのこの部分ですが↓


女たちも昔のように家庭で専業主婦をしているわけではない。社会に出て、多くの人と人の間で経験を積んで生きていて、価値観や感性も昔のものとは変わっている。むしろ小池百合子や藤野真紀子のような生き方の方が理想なのだ。


女性が小泉さんのセックスアピールにやられちゃっただけでなく、女性が刺客女性候補たちに純粋な憧れを抱き共感した、と。このへんどうなんでしょう。

小池さん的生き方は象徴的ですね。能力がありながらも、決して、目上の男に正面から歯向かわない。うま~く立ち回ることができる。小池さんに惨敗した民主党の鮫島さんが、「細川と小沢を利用し捨てた女」と表現してましたね。「悪女」とまで言ってたような。(この発想もどうかと思いますが。)


こういう女性を一般女性がどう感じたかは後にして、男がこういう女性をどう感じるかについて。

また、 とくらBlogへのregretさんのコメントですが、


刺客候補の彼女らがああいう程度の口説きに転びそうなカンジで中途半端なフェロモン女だったからこそ、thessalonikeさんの発想するようなオヤジもどきのシチュエーションを願望する旧態依然のマッチョを気取る中年男性層の有権者の心を捉えた、っていう分析の方が妥当な気がするのですが。


私もそんな感じがします。有能な女性にはおっさんたちは反発しそうなもんですが、「ああいう程度の口説きに転びそうなカンジで中途半端」で男を立てる感じがあるから、おっさんたちも反発しないような気がします。こういうおっさんが選挙結果を決定したかどうかはわかりませんが。おそらく、保守オジサマは刺客女性候補にそんなに反発しなかったのでは、と思います。まさに、ハードボイルド小説の主人公と、それに惹かれる魅力的で有能な女、みたいにベタに受け取ったかも。

↑で渡辺淳一が出ましたが、「失楽園」は世間の保守オジサマに大人気だったようで。あの小説のヒロインは「男に都合の良い魅力的で有能な女性」でしたよね。(日経で連載!)


私自身は、刺客女性候補たちが嫌いです。↑のようなところが嫌い。特に、小池さんが嫌いでしょうがない。 特に声と話し方。純ちゃんのつぶやきブログでのコメントでも書いたんですが、小池さんは、話聞いてるだけで、イライラしてしまいます。あれ系の声がどうもダメなんですよね。中山参与や、自民党の純潔教育推進論者・山谷えり子さんのしゃべり方、声が一番ダメです。どうも、ゴリゴリ保守系の女性ってああいう声で、ああいうしゃべり方するのでしょうか。保守オジサンにはウケるのかな。櫻井よしこさんも、これ系に近いですね。

まったく独断と偏見で、差別的に女性を区別するのはどうかと思いながらも、こう感じています。
なんかフェミ二ストを嫌う男と逆の意味で同じになっちゃってますが。まあ、いや、やたら威圧的なしゃべり方する男が嫌い、と言っても別にいいよな。なら全然問題ないかな。


追記:ちょっと調べたら、山谷えり子さんって、元民主党で、鳩山時代のネクスト・キャビネットで教育・科学技術ネクスト大臣だった・・・。

民主党役員・NC名簿江田五月さんHP

アンチ・性教育・ジェンダーフリー教育の山谷えり子さんHP


刺客女性候補と一般女性とフェミニズムについて考えてみようと思ったのですが、疲れて眠いので、またあとにします。





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by mudaidesu | 2005-09-17 23:42 | ニッポン


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