カテゴリ:本( 38 )
単一民族神話の起源
単一民族神話の起源
小熊英二


「人間が生きていく以上、ある程度の類型化はやむをえない。だが、直接に向かい合いながら少しづつ類型をつくる努力を怠り、わずかな接触の衝撃にすら耐えきれずに神話の形成に逃避し、一つの物語で世界を覆いつくそうとすることは、相手を無化しようとする圧力である。この逃避こそ、あらゆる神話の起源にほかならない。」
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by mudaidesu | 2005-08-20 00:08 |
彼女たちの連合赤軍
彼女たちの連合赤軍
大塚英志


『永田と殺された女性たちを隔てているのものは左翼思想の路線の対立などではない。彼女たちの対立を左翼思想のことばでしか語りえない、そのような思考の枠組と、やがて消費社会的感受性へと連なっていくことになる「かわいい」の話に象徴される女たちの感覚である。』
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by mudaidesu | 2005-08-15 23:04 |
ネルソン・マンデラ自伝
自由への長い道
ネルソン・マンデラ


『アメリカの保守的な新聞「ワシントン・タイムズ」(世界日報とお友達)の記者ふたりによる(刑務所への)訪問は、あまり愉快なものではなかった。このふたりは、わたしの考えを聞き出すより、わたしが共産主義者でテロリストだと立証することのほうに熱を入れているようだった。』
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by mudaidesu | 2005-08-14 23:44 |
亜細亜主義の顛末に学べ
亜細亜主義の顛末に学べ―宮台真司の反グローバライゼーション・ガイダンス
宮台真司


宮台の立場は、
1、自立的相互扶助による分権的再配分を主張する
2、<超越>次元を極めて重視する
3、ポジティブ・ウェルフェアを配分原理とする
4、異議申し立て可能性が開かれた限りで倫理よりも設計を重視する
5、謀反肯定


援交OKのロジック

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by mudaidesu | 2005-08-10 22:16 |
菊と刀 日本人論
菊と刀  
ルース・べネディクト


日本人の安心・・・「予定通り」と思わせること。敗北であろうと失敗であろうと「想定内」と強弁して民衆を安心させた。

「日本人はあらかじめ計画され進路の定まった生活様式の中でしか安心を得ることができず、予見されなかった事柄に最大の脅威を感じる。」

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by mudaidesu | 2005-08-09 19:51 |
明治という国家
明治という国家
司馬遼太郎

つまり私は戦車の中で敗戦をむかえ、「なんと真に愛国的でない、ばかな、不正真な、およそ国というものを大切にしない高官たちがいたものだろう。江戸期末や、明治国家をつくった人達は、まさかこんな連中ではなかっただろう」というのが、骨身にきしむような痛みとともにおこった思いでありました。


「いわでものことながら、人種論ほど滑稽で有害で低俗なものはなく、なんの科学的根拠ももっていない。・・・・。『人間というのは、いつも他者を誤解したくてうずうずしているのです。』p309

しかし、「つまり明治国家がいまの日本人の私物ではないと考えるほうが・・・私の気分をくっきりさせる。明治国家を人類とくにモンゴロイド家の遺産として世界という財団のミュージアムに寄付したいという気分の中からこれらの各章を語ったつもりなのである。」
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by mudaidesu | 2005-08-06 16:43 |
ザ・フェミニズム 上野千鶴子vs小倉千加子
ザ・フェミニズム
上野千鶴子 小倉千加子


上野はキレキレです。


上野・・・結婚の定義=自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の異性に対して排他的に譲渡する契約のこと

不倫ーールール違反・・・ルールが存在する・・・自由じゃない

自由を求めるフェミニストが、このような自己身体の性的使用権を自分の意志で手放すという契約になぜサインできるのか、?

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by mudaidesu | 2005-08-02 21:26 |
戦争が遺したもの
戦争が遺したもの
鶴見俊輔 小熊英二 上野千鶴子



鶴見
その武官が私に与えた任務というのは、「敵が読むのと同じ新聞をつくってくれ」ということだった。つまり、大本営発表を信じていたら、戦争ができないわけですよ、大本営海軍部の発表で「撃沈した」となっている船が、現に攻めてきたりする情勢だったわけですから。

勝つ方の側で、日本の敗戦を迎えたくない。これはもう合理的判断ではなければ、倫理的命題でもない。倫理思想を超える倫理っていうものがあるんだという、これもヤクザの仁義です(笑い)。

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by mudaidesu | 2005-08-01 22:34 |


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