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<戦前>の思考  柄谷行人 2


自由・平等・友愛

スミス・・・cheapな政府をいったのではなく、国家が不要。・・・・ルソーは「自由の思想家」と呼ばれますが、彼は「国家の思想家」でもある。

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# by mudaidesu | 2006-01-23 05:12 |
<戦前>の思考  柄谷行人 1


帝国とネーション

明治維新はステートとしての統一は遂げたけれども、まだネーションネスを実現していなかった

明治政府は形の上で憲法を発布し、議会制度をはじめる。これは国家主義のイデオロギーであって、ネーションを形成するものではなかった。それは、むしろ敗北した自由民権派によって「想像的に」形成されたといったほうがいい

ネーションが本当に形成されるのは、それが人々にそのために死ぬことが永遠に生きることを意味するような気持ちにされるとき

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# by mudaidesu | 2006-01-23 05:10 |
チンポや姜尚中やナショナリズムや近代とか


おもろいネタがあった。「美しい季節とは誰にも言わせまい」さんの「ナショナリズムはちんぽこである」。

姜尚中と森巣博の「ナショナリズムの克服」からのネタ。以前その対談本読んだ。「オレのちんぽこ論」はおもろいんだけど、姜の「ナショナリズム否定」みたいなのはどうなのかなあとちょっと思った。

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# by mudaidesu | 2006-01-18 23:46 | ナショナリズム
<至上の価値>と<愛国の源泉>


お玉おばさんに「軍隊は何を守ってくれるんだろう??」というエントリーをTBしていただきました。ちょっと思ったことを書いてTBします。テーマがズレまくりですけど。

元自衛官、潮 匡人さんの「常識としての軍事学」という本から、お玉おばさんが引用した部分↓。


日本の「国家目的」とは何なのでしょうか。端的に、自衛隊は何を守るのか、と言いかえても良いでしょう。それは国民の生命・財産に決まっているではないか。そう考える人もいるでしょう。(小泉総理の諮問機関である「安全保障と防衛力に関する懇談会の報告」もそう考えました)法令上の正解は「平和と独立」ですが、軍隊は何を守るのかと言い換えるなら、その答えは国民の生命・財産ではありません。それらを守るのは警察や消防の仕事であって、軍隊の「本来の任務」ではないのです。

ならば軍隊が守るものとはなんなのか。それは国家目標の上位にあるもの。国家目的という言葉がしっくりこなければ、国家にとって「至上の価値」と言い換えても良いでしょう。「我々だけの自衛隊」(松原正、展転社)は「国家にとっての至上の価値とは何か」と提起した上で、「それは 國體である。 國體といふと眉を顰める向きもあらうから文化であると言ひ直しても良い」と解き明かしています。「伝統文化」と言い直してもよいでしょう。たとすれば、その中身はいったい何なのか。日本の皇室伝統が無縁でないことは明らかです。


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# by mudaidesu | 2006-01-17 05:20 | ナショナリズム
ナベツネ at  朝日新聞


「論座」 渡辺恒雄 vs 若宮啓文

渡辺

学生時代から本当に反戦を主張してきた。先の戦争で、何百人万人もの人々が天皇の名の下で殺された。・・・・残酷なことをやった。僕は戦時中、こんなことを国がやるということは許せないと、本当に思ってた。

戦時中の体験もあって、そういうことを命令した軍の首脳、それを見逃した政治家、そういう連中に対する憎しみがいまだに消えない

2001年の話だけど、小泉首相が8月15日に靖国神社に参拝すると言ったとき、僕は電話をして「反対だ」と言った。「15日に行っちゃいかん。行くなら13日に行きなさい。15日に行くのは、政治的によくないと」と

その後、靖国神社の近くに引っ越して、よく靖国神社を散歩するようになった。だけど、いまだに参拝したことはない。・・・遊就館がおかしい。あれは軍国主義礼賛の施設・・・軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営してるわけ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい。

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# by mudaidesu | 2006-01-17 03:43 |


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