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<至上の価値>と<愛国の源泉>


お玉おばさんに「軍隊は何を守ってくれるんだろう??」というエントリーをTBしていただきました。ちょっと思ったことを書いてTBします。テーマがズレまくりですけど。

元自衛官、潮 匡人さんの「常識としての軍事学」という本から、お玉おばさんが引用した部分↓。


日本の「国家目的」とは何なのでしょうか。端的に、自衛隊は何を守るのか、と言いかえても良いでしょう。それは国民の生命・財産に決まっているではないか。そう考える人もいるでしょう。(小泉総理の諮問機関である「安全保障と防衛力に関する懇談会の報告」もそう考えました)法令上の正解は「平和と独立」ですが、軍隊は何を守るのかと言い換えるなら、その答えは国民の生命・財産ではありません。それらを守るのは警察や消防の仕事であって、軍隊の「本来の任務」ではないのです。

ならば軍隊が守るものとはなんなのか。それは国家目標の上位にあるもの。国家目的という言葉がしっくりこなければ、国家にとって「至上の価値」と言い換えても良いでしょう。「我々だけの自衛隊」(松原正、展転社)は「国家にとっての至上の価値とは何か」と提起した上で、「それは 國體である。 國體といふと眉を顰める向きもあらうから文化であると言ひ直しても良い」と解き明かしています。「伝統文化」と言い直してもよいでしょう。たとすれば、その中身はいったい何なのか。日本の皇室伝統が無縁でないことは明らかです。


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by mudaidesu | 2006-01-17 05:20 | ナショナリズム
ナベツネ at  朝日新聞


「論座」 渡辺恒雄 vs 若宮啓文

渡辺

学生時代から本当に反戦を主張してきた。先の戦争で、何百人万人もの人々が天皇の名の下で殺された。・・・・残酷なことをやった。僕は戦時中、こんなことを国がやるということは許せないと、本当に思ってた。

戦時中の体験もあって、そういうことを命令した軍の首脳、それを見逃した政治家、そういう連中に対する憎しみがいまだに消えない

2001年の話だけど、小泉首相が8月15日に靖国神社に参拝すると言ったとき、僕は電話をして「反対だ」と言った。「15日に行っちゃいかん。行くなら13日に行きなさい。15日に行くのは、政治的によくないと」と

その後、靖国神社の近くに引っ越して、よく靖国神社を散歩するようになった。だけど、いまだに参拝したことはない。・・・遊就館がおかしい。あれは軍国主義礼賛の施設・・・軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営してるわけ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい。

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by mudaidesu | 2006-01-17 03:43 |
イラク人質問題 11  自己責任 ②


大晦日の朝生の録画を見た。「靖国問題について」で書いたことと、村田晃嗣さん(親米リアリスト)の発言が似てて驚いた・・・というのは嘘。正しいとかじゃなくて、意識してたし。村田さんをじゃなくて、リアリズムを。自分はリアリストじゃないと言いながらも、わざとリアリストっぽい語り口を織り交ぜた。「リアリズム」に関するエントリー(「ダブスタ&ゼロサム」)の続きでもあったし。普段は内向きだけど、珍しく外に向けて書いたし。その割には長くなっちゃって不親切だったけど。

というか、ここんとこ、朝生は「正論」「諸君!」系(「will」でもいいけど。笑)の論者をスルーしてるな。この前、八木秀次さんが出てたけど、アジア関係の話題じゃ勝谷誠彦さんあたりでお茶を濁してる。まあ、現実的な話するためにはしかたないけど。

ちなみに、小泉さんには「アジアで孤立戦略」があると僕は普通に思ってたんですが、森本さんも「もうわからない。アジア外交を壊してるだけ」みたいなこと言って首かしげてたし、videonews.comによると、最近は小泉さん「愉快犯」説ってのが有力なようで・・・。マジですか・・・。



朝生からもう一つ。勝谷さんが、「イラクで日本人が5人死んでいる。この人たちは日本が自衛隊を派遣しなかったら死ななくてすんだかもしれない」と言っていた。僕としては、それは香田さんだけじゃないかなとも思ったけど。

本題に入る前にもう一言。勝谷さんは、最初の三人が人質になったとき、ネットで三人や家族を叩いてた。ネット上のバッシングを支える役割も果たした・・・とそのときは思ったけど、その後のメディアその他があまりに酷かったんで、彼の日記を今読んだらたいしたことなかった・・・。僕の感覚も麻痺しちゃったのかな。

当時の朝生で、イラク人質問題やったけど、叩き派は森本敏さんしかいなかった。勝谷さんはほとんど黙ってた(師匠の橋田さんが、あの三人に優しかったからかな)。他はみんな、ありゃひでぇ、と思ってた人ばかりだった。自民党の山本一太さんもいて、立場上、多少は叩き派を擁護していたが、本音では、バッシングはひでぇ、だっただろう。

森本さんは、人質バッシングの理論的支柱になるような文章を産経に寄稿したので叩かれてしまったが、この人は「やっちまった」だけなのではないか(笑)。この人は優しい人だと思う。朝生でも、弁解せずに辛そうにだまってたし。許してあげたい(笑)。というか、国際関係(または世界政治)学の先生として、ああいう人たちを否定するなんて、絶対やっちゃいけないこと。連中のような心情を持った人間を育てるのが役割でしょう。
 

で、本題。勝谷さんの「この人たちは日本が自衛隊を派遣しなかったら、死ななくてすんだかもしれない」発言に関連して。

一応、「イラク人質問題 10」で、「拘束・監禁・死の危険の三点セット」は連中の自己責任、ということにした。三点セットは自己責任で、その後自衛隊撤退どうたらこうたらの責任やら、家族がどうしたこうしたとか、金の話とか、バッシングを被ることとかは、連中の自己責任とは関係ないだろうと。

しかし、それはあくまで、「自己責任!自己責任!」の文脈にだいぶ譲ったところで考えたらの話。話をスッキリさせるために、あえて戦線を後退させて考えたらの話。

実際のところ、その「三点セット」は純粋に連中の100%自己責任なのだろうか?


あの三人が拘束された理由ってなんだろう。いろいろあると思う。そりゃ、現地に自分の意志で行ったことで当然連中の責任はあるけど、「イラク人質問題 10」でも言ったように責任なんてすっきり計算できるわけないし。

とりあえず、第一に犯人たちの「悪意」がある(ファルージャ攻撃を止めるためにしょうがなかったって話もあるし、そんなに悪い人たちじゃなかったようだけど、とりあえず、話をすっきりさせるために悪意のある犯人としておく)。一番責任あるのはこの人たち。(高遠さんは、この人たちに対して「バカなことやってんじゃねーよ」と直接言ってたらしい。)なんたって加害者なんだから。そして、人質たちは被害者。


で、連中はミスしたんだろうか。無茶もしたんだろうか。ミスや無茶の責任もあるんだろうか。拘束直後から、メディアは「無謀」だの「軽率」だの「無責任」だのなんだの書いて叩いたけど。でも、江川さんもしつこく言ってたけど、んなことわかったわけないじゃん(「イラク人質問題 4」)。実際、何があったのかも全然わからない状況で、何テキトーなこと言ってんだよと。大手メディアなんて、イラクから引き上げちゃってたくせして。現地のことなんか全然わかってなかったくせに。

三人はダメだけど、橋田さんはOKってのも意味不明だった。橋田さんについて何もわかってないときから、橋田さんはOKって・・・。橋田さんの方がはるかに無茶だったかもしれないのに。ようするに、どっちがムカツクかってだけ。一部のメディア的には、どっちが国家にとって邪魔か。勝手に死んじまって国策の邪魔にならないか、人質になって「迷惑」かけるか。または、家族がムカツクかどうか。基準はそっちなくせに、なんもわからん時点で本人たちについて「こっちは無謀。こっちはOK」ってすごすぎる。まさに、無茶。


高遠さんなんて、数ヶ月イラクでやってたんだから、イラクのミクロな状況について一番詳しい日本人の一人だったはず。そりゃ、結果的に、拘束されちゃったんだから、ミスはあったのかもしれないが、あの時点で素人がギャーギャー言うのは無茶すぎ。いまだって、さっぱりわからない。



あと、連中は流れ弾や爆発に巻き込まれるくらいは覚悟してただろうけど、拘束・人質ってのは新たな展開だった。突然、拘束事件が続発するようになったわけで、それに対する準備をするなんてムリだっただろう。あの三人は最初の方(第二弾)だったし。まさか、あんなに続発するなんてみんな予想してなかった。連中はパラダイム転換に立ち会ってしまったと思う。無茶って、パラダイム転換をやった加害者たちの方が無茶だって。

19世紀から、赤十字などは戦場で人道活動をやってきたし、ジャーナリストは報道してきたが、心配すべきは流れ弾で、戦闘に巻き込まれることだった。ついに、外国人であるだけで、国際社会に対しての人質として使われることが現実になってしまった。メディアの発達で、戦争はお茶の間のイベントにもなってきた。メディアを使って、遠くにいる国際社会の人間にまで要求を突きつけてくる。



なぜ彼らが拘束されたのか、には他の要素もある。まずはイラクがめちゃくちゃだから。なぜめちゃくちゃなのか。いろんなのに責任がある。アメリカ、フセイン、イラク政府、イラク国民、国際社会などなど。そして、最も重要なポイントは米軍のファルージャ攻撃にあると言われてた。拘束・人質の直接の引き金はファルージャ攻撃だと。


↑で、自衛隊撤退どうたらこうたらは、人質たちの自己責任とは関係ないって話をしたが、自衛隊撤退どうたらこうたらについて、日本政府の責任はどうだろう。「人質問題 10」で、とりあえず三点セットは連中の自己責任とムリヤリした(↑でそうとも言えないとしたけども)。自己決定した上での行動によって被ったということで。

これは↑の勝谷発言に関連することだけど、日本政府も自己決定で自衛隊派遣をした。日本政府も自主的に決めて行動した。その結果起きたことについてはどうなん?どこまでが政府の責任なんだろうか。人質連中の「自己責任」をあんなにインフレさせたんだから、日本政府の自己責任もインフレさせてもいいかもしれない。ま、そんなことはしないけど。


本気だったかどうかはわからんけど、犯人グループは日本政府に要求を出した。自衛隊派遣によって、犯人側にとって被害者が余計に使える存在になった。自衛隊派遣によって、被害者の重みがガ-ンと上がった。「撤退しろ」という要求を出せるようになった。

政府に自衛隊撤退要求が出る人質事件になったのだがら、自衛隊派遣(政府の自己決定)と事件(特に人質・要求の部分)の因果関係はかなりあるでしょう。日本政府に対して要求が出てるんだし、その要求は日本政府の自己決定と関係ある。だから、日本政府も責任主体の中心になったわけだ。こっからは日本政府の責任の問題にもなる。


あの人質作戦は、みんな「なるほどねえ。こういう戦略できたか」と思う程度には、合理性はあったと思う。「なんで?日本人が?関係ないじゃん?」と、日本人が人質にされたのを不可解だと思った人なんていないだろう。日本人が人質になって、犯人側が日本政府に要求を出してきたことは十分理解可能だった。自衛隊派遣、日本政府の自己決定が無関係だと思った人はいないはず。

「なぜ拘束されて、人質事件になったと思いますか?」と聞かれたら、「日本政府がファルージャ攻撃してたアメリカに協力して、自衛隊を派遣してるからじゃないですか」みたいに答えるのは全然不思議じゃなかった。というか、みんなそう思ってたでしょ。テレビに出てた専門家もみんなそう言っていた。

これをよく理解してるからこそ、政治家やメディアや知識人は「人質自己責任論」でいった。バッシングに乗って、さらに煽った。政府の責任回避のために。国策擁護のために。世間が「自己責任論」を大真面目にとってくれてほんとにホッとしただろう。



とにかく、あの問題で何が誰の責任なんて簡単に言えるもんじゃない。何がどうなってこうなったということを理解しようとすることが大事。ほんとに複雑だった。パラダイム転換まであった。「雪山遭難」とかに例えるのは思考停止の極みだったと思う。そもそも、自然災害じゃないし。すべてに人が関わってる。




ニュース

イラク武装勢力、拉致のフランス人技師を無事解放
独人質は元スパイ? 情報機関に協力か
Female U.S. journalist kidnapped in Iraq
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by mudaidesu | 2006-01-09 18:02 | イラク人質事件
イラク人質問題 7  現在


武装勢力によると、拘束されていたアメリカ人(武装勢力によると「security consultant」だけど、実際はただの電気技師の可能性も)が殺害されたよう。アメリカ軍の通訳やってたエジプト人も拘束されてたようで、こちらも殺害されたよう。どちらも、確認はされてないとのこと。

Egyptian hostage found dead in Iraq  アルジャジーラ(ロイター) 12/11


クリスチャン団体(CPT)の4人の人質のデッドラインは木曜日でしたが、デッドラインが土曜日まで延長されてました。デッドラインは過ぎましたが情報なし。ドイツ人とフラン人についても情報なし。

興味深い動きとしては、アルカイダのユーロッパ大使と言われているアブ・カタダ(発音不明。指名手配中)が、イスラムの教えに従って4人を解放するべきだというビデオ・メッセージ(アラビック)を出したらしい。それが中東で放送されてるよう。

追記:カタダは指名手配中じゃなくてイギリスの拘置所の中(ヨルダンへの移送予定?)でした。拘置所の中からビデオ・メッセージを出したようです。


あと、最も長い歴史(1928-)を持ち、最も大きいイスラム原理主義(復興運動)組織のムスリム同胞団の最高指導者が、4人の拘束はイスラムの教えに反すると声明を出したそう。いかなる目的、信仰、思想を持っていようと罪のない人々を人質とすることをイスラムは禁ずると。拉致はイラクのイメージを悪くするだけだと。

Concern grows for Iraq hostages  BBC 12/11
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by mudaidesu | 2005-12-12 02:22 | イラク人質事件
イラク人質問題 6  続発


フランス人
バグダッドでフランス人技術者拉致か  CNN 12/5
Frenchman kidnapped by gunmen in Baghdad   IHT 12/5
French engineer seized in Baghdad CBS News 12/5

アメリカ人
Video: U.S. Hostage Taken In Iraq CBS News 12/6
Update 3: Iraq Video Claims to Show Captive American Forbes 12/6


なんかいろいろ起こってますね。この一週間程度の間に4つ目です。

フランス人の方はNGOに所属するエンジニアの人のようです。CNNでは「企業の技術者と見られる」とありますが。拉致されたときの状況以外、細かい話はわからないようです。

アメリカ人の方は、「フォーブス」の記事によると「security consultant」らしいので民間軍事会社の人でしょうか。拘束させているビデオは流れたようですが、まだ確認はされてないようです。武装勢力側の要求は、48時間以内に拘束されているイラク人を全員釈放しろ、のようです。

最近の拉致・拘束が連発していることについて、CBSの記事はフセインの裁判と12月15日の選挙も影響しているのでは、みたいなことを書いています。


ちなみに、こちらで触れたクリスチャン団体の4人の人質たちですが、武装勢力側が示したデッドラインは木曜日(8日)です。

このクリスチャン団体のHP上での最新の声明です。仲間を拉致・拘束し人質として使っている武装勢力へ向けてのメッセージです。↓

Iraq Team Statement [6 Dec 2005, 7:00CST]

"We are very concerned about our friends. We would very much like to know that they are in good condition.

(私たちは友人たちのことをとても心配しています。彼らが良い環境にいることを、良い健康状態でいることをとても知りたいです。)

It is our most sincere wish that you will immediately release them unharmed.

(心からお願いします。いますぐ彼らを無傷で解放してください。)

While we believe the action of kidnapping is wrong, we do not condemn you as people. We recognize the humanity in each person, and respect it very much. This includes you, our colleagues, and all people.

(誘拐・拉致・拘束はいけないことだと信じてるけど、私たちはあなたたちを人間として非難はしません。私たちは一人一人の人間を大切にします(この訳だいぶあやしい)。そして、もちろん、あなたたちも私たちが大切にする人間です。私たちの仲間も。そしてすべての人々も。)

We believe there needs to be a force that counters all the resentment, the fear, the intimidation felt by the Iraqi people. We are trying to be that force: to speak for justice, to advocate for the human rights of Iraqis, to look at an Iraqi face and say: my brother, my sister,

Perhaps you are men who only want to raise the issue of illegal etention. We don't know what you may have endured.

(私たちは、イラクの人々が感じているすべての憎悪、不安、恐怖を払拭できるような「力」(force)が必要だと信じてます。私たちはその「力」になろうとしています。正義のために声をあげ、イラク人の人権を擁護し、イラク人の顔をしっかりみて、そしてこのように声をかけることによって。

友よ(my brother, my sister)、あなたたちはただ違法な(米英軍によるイラク人の)拘束についての問題提起をしたかっただけでしょう。私たちはあなたたちが何を耐えてきたかはわかることができない(想像もつかないくらい大変な目に会ってきたのでしょう)。)

As you can see by the statements of support from our friends in Iraq and all over the world, we work for those who are oppressed.

(イラクの仲間や世界中の人々からの声明によって、あなたたちもわかるように、私たちは抑圧されてる人々のために頑張っています。)

We also condemn our own governments for their actions in Iraq.

(私たちは、イラクであんなことやってる私たち自身の政府を非難します。)

Please, we appeal to your humanity to show mercy on our brothers and let them come back safely to us to continue our work.

(お願いします。慈悲の心を示して仲間を安全に解放してください。そして、私たちの仕事を続けさせてください。 )

May God spare our friends, and all the people of Iraq any further suffering."

(神さま、仲間とイラクの人々を苦しみから解放してあげてください。)

Christian Peacemaker Teams


なんかせつないですねえ。テキトーな訳でかんじがあんまり出てないですけど。この団体のサイトには、人質になってる人たちの家族のメッセージもあります。まあ、武装勢力側を批判するなんてアホなことはするわけないのは当然なんですけどね。ほんの少しでも武装勢力に同情を示してもらうために、やれることをする。ただそれだけ。

いろいろなニュース記事には人質たちがどういう人物なのか、どういう活動をしてきたのか書かれています。もちろん、この人たちを叩くようなアホな記事はいまんとこ見当たりません。
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by mudaidesu | 2005-12-08 04:42 | イラク人質事件
イラク人質問題 3  またまた & 政府のせい!?


またまたです。

ドイツ人女性、イラクで拉致 親米路線阻止目的か? 11/29 朝日新聞 

こちら↓はその前の事件の続報。

バグダッドで拉致の4外国人、アルジャジーラが映像放映 11/30 朝日新聞

こんな話も。↓


これに対してCPT(被害者が所属する組織)シカゴ事務所のスタッフは、「4人はスパイなどではない。献身的な平和活動家だ」と反論。CPTはさらに文書で、4人の解放を訴えると共に、「米国と英国の政府がイラクを違法に攻撃し、占領を続け、イラク国民を抑圧し続けているせいで、私たちの仲間が今回のような目に遭っていることに、憤りを覚える」とコメントを発表した。

CPTはイラクで、米軍拘束施設での人権侵害について、拘束者家族から聞き取り調査をするなどの活動を展開しているという。

CPTはコメントで「欧米メディアはアブグレイブ刑務所での実態を認めるはるか以前から、米軍によるイラク人の拷問を最初に公式に非難した」のはCPTだと強調している。

イラクで拉致のキリスト教組織スタッフ、人質ビデオ公開 11/30 CNNジャパン



というか、CPTのホームページで↑の部分を見つけた。トップページでこんな声明出してます。


We are angry because what has happened to our teammates is the result of the actions of the U.S. and U.K. governments due to the illegal attack on Iraq and the continuing occupation and oppression of its people.

(米英政府がひでーことやってるせいで、こんなことになったんだよ!↑のCNNの記事にある)

Christian Peacemaker Teams (CPT) has worked for the rights of Iraqi prisoners who have been illegally detained and abused by the U.S. government.

(米政府によって違法に拘束され虐待されてるイラク人の権利のためにCPTは頑張ってきた。)

We were the first people to publicly denounce the torture of Iraqi people at the hands of U.S. forces, long before the western media admitted what was happening at Abu Ghraib.

(↑にある。)

We are some of the few internationals left in Iraq who are telling the truth about what is happening to the Iraqi people We hope that we can continue to do this work and we pray for the speedy release of our beloved teammates.

(我々は、イラクに残り、イラクで何が起こっているか真実を伝えてきた数少ない外国人のうちの何人かだ。今後も、この作業を続けたいと願ってる。仲間の早期解放を願ってる。)

Christian Peacemaker Teams
http://www.cpt.org/index.html


明確に、今回の出来事は米英政府のせいと言ってますね。そして、自分たちはイラクの人々の味方だと。ちなみに、私はこの団体を知りません。もちろん、実際にスパイである可能性はゼロではない。しかし、僕がイラク人質事件を語る文脈では、それは問題ではない。

トロント・スターという新聞によると、弱者を強者から守るのが使命の団体だとか。

Mission: To protect weak from the strong  Toronto Star


しかしながら、叩かれそうなコメントを堂々と発表するもんですね。「イラク人質事件 1  家族」では被害者のお父さんのコメントでしたが、今度は、被害者の所属する団体のものですね。

犯人を批判せずに英米政府を批判するなんてケシカラン!」とか。「ここぞとばかりに、しめたとばかりに、政府批判をするな!」とか「待ってました!とばかりに政府批判してる」とか。「事件を利用して政治的主張するな!」みたいなかんじで叩かれそうですね。

まあ、どこの社会でも叩いてる人は絶対にいるでしょうけど。

とにかく、こういう状況で犯人を批判しても意味ないでしょうにねえ。犯人についていくら文句言っても、被害者が助かるかどうかは関係ない。逆ギレされちゃヤバイし。↑のような主張した方が、多少は犯人たちが被害者に同情する可能性は高まるでしょうにねえ。
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by mudaidesu | 2005-12-01 00:50 | イラク人質事件
ネパール ネパール ネパール


またまた「論座」の11月号で「フォーリン・アフェアーズ」論文ですが、ヒューマン・ライツ・ウォッチ のアジアディレクター、ブラッド・アダムスさんの「ネパールの大いなる危機・・・紛争のなかに取り残された民衆たち」というのがすごかった。全文注目に値するんだけど、全文は書けないし、まとめるにしても、重要な話ばっかりでまとまらない。なので、ほんとに短い要約だけ転載。


ネパール人の多くは、もうどうにもならないと感じている。毛沢東主義派に食料や隠れ家を提供することを拒むと「階級の敵」「反動分子」として処刑され、たとえ不本意であったとしても食料や隠れ家を提供すると今度はネパール国軍に毛沢東主義派との共謀の罪に問われる。国軍は、毛沢東主義派と、何とか生き延びようとしただけの民衆(同上)を区別できないし、区別しようとさえ試みない。いまやネパールは国家崩壊の瀬戸際まで追い込まれている。

ネパールのニュースはほとんど目に触れなかったし、モメてるくらいの認識しかなかったけど、細かい話を読むと酷いですねえ。すべての勢力がイッちゃってるみたい。

で、検索してみたら、こんなニュースがありました。
国王の直接統治打破へ合意 ネパール毛派と主要7政党

AP通信によると、ネパールの反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派とネパール会議派など主要7政党は22日、ギャネンドラ国王の直接統治を打破するため暫定政府をつくり、新憲法を制定する特別議会に向けた選挙の実現を目指すことなどで合意した。

毛派は、特別議会選挙が行われれば武装闘争路線を放棄し、国際社会の監視下で武装解除に応じる可能性もあるとしている。

君主制打倒を掲げ武装闘争を続けてきた毛派は今年9月、3カ月間の停戦を一方的に宣言、反国王の主要政党との連携を模索していた。今後、国王側との対立がさらに激化しそうだ。
 
毛派と主要7政党は12項目の合意からなる声明を発表、国王による独裁体制を終結させることで一致したという。
 
ギャネンドラ国王は2月、非常事態を宣言し、首相ら全閣僚を解任、全権を掌握した。4月に非常事態を解除したが、直接統治を続けている。(共同)

US.Front Line 11月22日


ついでに、英語のニュースを検索してみると、最近いろんな動きがあるようで、BBCの11月27日のニュースで、こんなのがありました。

BBC:Maoist rethink on Nepal monarchy  (毛派、ネパール君主制について考え直す)


この記事によると、毛派のリーダーが、↑の特別議会のために、外国の選挙監視団によってちゃんとモニターされた自由な選挙が行なわれるなら、とりあえず君主制が残ってもいいと言ってるそう。もちろん、共和制樹立が将来の目的だし、ネパールにおいて君主制がすべての問題の元凶だ、みたいなことは言いつづけてる。

けど、この記事によると、↑の反国王勢力の合意文書には、一度も「共和制」という言葉が使われてないそう。で、最近、毛派は国王をボロクソに言うのはやめてるそう。国王に言及するときに使うボキャブラリーが穏当になったそう。なかなか戦略的ですね。で、国王の方は特別議会のアイディアには反対。この記事によると、毛派の柔軟姿勢は国王が考え直すチャンスになるかもと。


ちなみに、他の記事によると、↑の反国王勢力の合意は、君主制廃止じゃなくて、国王の権力を憲法によってしっかり明記し縛ることを目指すとなっているそう。おまけに、国連事務総長のアナンさんもこの反国王勢力の動きを歓迎し、国王はちゃんとしろ、と声明を出したみたい。

Daily Times (of Pakistan) 11月25日
Annan hails deal between Nepal parties, Maoists

Boston Grobe 11月24日
U.N. welcomes Nepal deal to end civil war (AP)
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by mudaidesu | 2005-11-28 03:36 | 世界
またまた a リアリスト on アメリカ外交政策


またまた『論座』11月号ですが、 『フォーリン・アフェアーズ』の論文についてちょっとだけ。

リアリストのリアリズム イラク戦争反対」でちょっと書いたミアシャイマー(笑)の盟友のスティーブン・ウォルト(Stephen M. Walt。この人もユダヤ系だよね?)さんが書いてます。この人、ハーバードの大物なのに、なぜかいっつもミアシャイマーのおまけ扱い。

ちょっと脱線しますが、「リアリストのリアリズム」へ「色・色」さんからTBいただいた記事 

アメリカは何のためにイラクを侵略した?
http://iro-iro.jugem.jp/?eid=66

によると、アンケートに答えた882人の国際関係学者の80%がイラク戦争に反対だったそう。で、87%が戦争によってアメリカの安全保障が脅かされると考えていたそうです。なにげに、20%が気になりますね。ネオコンさんはこんなにいないだろうし。「リアリストのリアリズム」で書いたように、リアリストはほとんど全員(有名どころは)反対のようだし、というと、いったいどんな系の人が賛成してたんでしょうか。


で、ウォルトさんの論文の日本語タイトルは「アメリカの強大化と世界の反発・・・アメリカは地域バランサーへの回帰を」で、リアリストっぽいタイトル。伝統的な孤立主義でもなくリベラルな国際主義でもなくネオコンさんなすっとんきょう主義でもなく。でも、ちょっとアレ?ってところがあったので。

以下引用。

孤立主義への回帰は選択肢にはならない。・・・。

批判派(孤立主義者。ブキャナンさんとか)が何をどう考えているにせよ、世界コミュ二ティーは、公海自由の原則を守り、対テロ戦争を戦い、WMD拡散防止を試み、国連、国際通貨基金、世界銀行を支えていく上で、アメリカに多くを依存している。ワシントンが圧倒的な影響力をもっているおかげで、世界各地での大国間のライバル関係が抑え込まれ、これが安定した世界秩序を維持していく助けになっている。アメリカが完全に国際社会から手を引いて、より大きな安全と繁栄を手にする国はほとんどない(この部分はちょっとリベラルっぽいなあ)。

とすれば、アメリカは、域外に身を置きつつ秩序バランスの維持に貢献するという伝統的な役割に立ち戻るべきではないか。・・・。パワーバランスの維持は地域諸国に委ね、・・・。介入は、地域的なパワーバランスが崩壊し、死活的なアメリカの利益が敵対勢力に脅かされてるといった、絶対的な必要性がある場合に限定する。

要するに、同盟諸国には関与しながらも、アメリカは軍事プレゼンスを最小限に抑えるというやり方だ。

とリアリストらしい議論をし、

アメリカの外交政策は、アメリカのパワーで何ができ、何ができないかについての認識に導かれたものでなければならない。比類なきパワーを手にしたからといって、アメリカが自分の価値を他国に押しつけることができる、あるいは押しつけるべきだと考えるのは間違っている。いかに、アメリカ人が自国の動機を利他的なものだとみなしても、価値を相手に強要すべきではない。

ネオコンサーバティブのアメリカ帝国論者やリベラルな国際主義者にとって、世界に対して何をすべきで、どのように暮らすべきかをお説教するのは、効しがたい誘惑なのかもしれない。

みたいにお約束のリベラル&ネオコン批判もちゃんと忘れない。リベラルとネオコンを同類扱いして。「リアリストのりアリズム イラク戦争反対」で触れたミマシャイマーさんとウォルトさんの「リアリズムvsネオコン」と同じように。ところで、ウォルトさん、なにげに、ネオコンさんを「アメリカ帝国論者」とか呼んじゃってるし。リアリストもネオコンさんをそういう風に呼ぶのね。ちょっと驚いた。

けどね、アレレレレ!?ってな文章もところどころにあんのよ。

軍事力を慎重に用い、主要な同盟国との強調関係を育み、とりわけ、地に落ちた国際社会でのイメージを回復することで(強調)、アメリカは自らの支配的な優位を他国にとって受け入れられるものにしていく必要がある。

問題はアメリカ人が自国の行動をどう判断するかではなく、他国がそれをどうみなすかである。・・・。いまや、超大国としてのアメリカの地位を支える国際社会でのアメリカの好感度は急激に低下してきている。

アメリカの現在の任務は、かつて世界がこの国に託した信頼、称賛、正統性を再建することだ。そうすれば、世界はアメリカのパワーを抑えることにではなく、それがもたらす恩恵に目を向けるようになる。

とか書いてますが、(ネオ)リアリストらしくないですねえ。リベラルっぽいですよ。ウォルトさんの議論を隅々まで知ってるわけじゃないんだけど、ハーバードの同僚のジョセフ・ナイさんの「ソフトパワー」の議論に影響されちゃってるんでしょうか。

というか、のんきにコテコテのリアリズム理論をやってる状況にアメリカはないっていう自覚からでしょうか。リアリスト(というかウォルトさんと相棒のミアシャイマーさんのが特に)の文章ってめちゃくちゃ論理的なんだけど、ときには浮世離れ(現実主義者のくせに)しちゃってることもあんだけど、これはとても普通で常識的な論文になっちゃってます。まあ、「フォーリン・アフェアーズ」がそもそもそういうもんなんだけど。
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by mudaidesu | 2005-11-24 22:15 | 世界
シャロンはどこまでやれるのか?


シャロン首相が離党表明、政権維持の賭けに打って出る  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051121i114.htm


なんだか、イスラエルですごいことが起こってますね。細かいこと書いてる余裕ないですが、ニューヨーク・タイムズ(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン。またですが)に、シャロンの興味深い発言が出てました。パッと見渡したかんじ、この記事にしかこの発言出てなかった。

On Sunday, after leading what is likely to be the last meeting of the current cabinet, Sharon praised Peres and said, "This is the beginning of the joint work between us."

(最後の閣議後、シャロンはシモン・ペレスを称賛し、「これは我々の共同作業のはじまりだ」と言った。)

Sharon told his old rival and ally: "I won't let you turn away from completing the missions you are destined for. I'll call on your assistance in the future."

(シャロン(77歳)は元ライバルそしてパートナーのペレス(82歳)に、「君がやらなければならないこと、やることを運命づけられてることを絶対に達成させる。決して断念させない。今後の君の助けと力が必要だ。手伝ってくれ」と言った。)

Sharon quits political party
http://www.iht.com/articles/2005/11/21/news/israel.php

シモン・ペレスは労働党で元首相。暗殺されたラビン首相の盟友でありブレーンであり後継者だった。ノーベル平和賞も一緒にもらってた。中東和平はペレスのライフワーク。そのペレスが、シャロンが作る新党に参加するかもしれないそう。

しかしながら、シャロンの↑の発言は驚き。ド右翼のイカれたじいさんってイメージだったのに(実際、シャロンの軍人時代の経歴はヤバイ)、ここ数ヶ月はすっかりリアリスト風になってしまった。それも、昔のラビンを彷彿とさせるくらい前向きで気合い入ってる。元「売国奴NO.1」のペレスにこんなこと言うなんて・・・。一応、連立政権の仲間だけど、ちょっと前には考えられなかったこと。

まだ細かいところはわからないし、シャロンの最終的なビジョンがどんなもんかもわからない。「もちろん、対パレスチナ強硬路線を堅持するシャロン氏の真意は、西岸の大規模入植地堅持による占領の既成事実化にあるとの見方は根強い。」と↑の読売の記事にあるように。ただ、このじいさん、昔言ってたこととだいぶ違うこともうすでにやってるから、まったく期待できないわけじゃない。


<純粋なるもの>への回帰願望  ぺ・ヨンジュンという思想」のコメント欄で、こんなこと↓書いた。どこがヨン様だよ!ですが。

安倍さんですが、、ほんのちょっと、ほんとにほんのちょっとだけですが、アジア外交期待してたり(笑)。スーパーポジティブ・シンキング。もし彼が「大人になれる」のなら。ニクソンになれるかも。

ニクソンは中国をボロクソ言ってたんですよね(裏でキッシンジャーが秘密交渉)。強硬派を演じてた。だから、中国と手結んでも「売国奴」みたいな批判はあまりされないですんだ。ハト派がやると国内ですごい反発起きますが、タカ派ならまだ大丈夫。イスラエルのラビンも労働党でしたが、彼は軍人として伝説的な英雄でした。ラビンの後継者ペレスは、ずっと政治家だったからラビンのように大胆なことができなかった。融和政策って国内での「正統性」がすごい必要なんですよね。


シャロンは将軍だったし、最強硬派だったこともあるから、一応「正統性」はある。とはいっても、最近では、シャロンは暗殺されるってな噂もあるようだし、すっかり「売国奴NO1」になってしまったかも。
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by mudaidesu | 2005-11-22 00:49 | 世界
テロと拷問

こんなニュースが。

米国民58%、テロ防止なら拷問も支持…米誌調査
 
【ニューヨーク=大塚隆一】米誌ニューズウィークが14日発売の最新号で伝えた世論調査によると、米国民の58%が「大きなテロ攻撃を防ぐことにつながるなら拷問を支持する」と答えた。反対は35%だった。

「米国人が敵の拷問を受ける可能性が高まるとしたらどうか」と追加で問い直すと、反対が57%に増えた。それでもなお支持する人も、36%いた。

一方、米国が拷問を行っていると伝えられたことで米国のイメージが傷ついたと考える人は73%に達した。調査は10日から2日間、1002人を対象に行われた。

(2005年11月14日18時42分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051114i211.htm


これねえ、世論調査してもねえ。難しいよねえ。当然、拷問には反対なんだけど。「大きなテロ攻撃を防ぐことにつながるなら拷問を支持する」と答えちゃう気持ちはわからんでもないよねえ。

しかし、設問はなかなかうまいと思う。「米国人が敵の拷問を受ける可能性が高まるとしたらどうか」と「米国が拷問を行っていると伝えられたことで米国のイメージが傷ついたか」というのを一緒に聞くのはうまい。あとの二つもしっかり考慮させるってのはうまい。

アメリカドラマ 24 twenty four」でもこういう話にちょっと触れたけど、あのドラマじゃ「拷問あり」になっていた。もちろん、いままでの刑事ものドラマ・映画はアメリカ、日本、どこでも「拷問あり」なんだけど。西部警察くらいまでは、取り調べ室でぶっとばす(=拷問)ってのは当たり前だったし。ただ、最近の日本の作品じゃそういうのなくなってきてるかなあ。上品だなあ。

でも、「大きなテロ攻撃を防ぐことにつながるなら拷問を支持する」が58%賛成で、次の設問で支持が36%ってどうなんだろう?思ったよりも、支持が低いのかなとも感じた。日本で同じ調査したらどうなるだろう。

つか、アメリカは実際、拷問しまくりなんだけどね。しかもバレバレだし。

拷問についての議論は全然詳しくないんだけど、一応、外務省にある「拷問等禁止条約」のリンクでも。この条約以前の国際法にも、拷問はダメよ、という条文はあちこちに存在してました。


拷問等禁止条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/


というか、ニューズウィークのホームページにこの記事あった。

The Debate Over Torture
http://www.msnbc.msn.com/id/10020629/site/newsweek/

Torture's Terrible Toll  by John McCain
http://www.msnbc.msn.com/id/10019179/site/newsweek/

How Terror led America toward Torture
http://www.msnbc.msn.com/id/10020664/site/newsweek/
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by mudaidesu | 2005-11-15 20:09 | 世界


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