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女 男政治家 小泉 男 女政治家 3 + フェミ


女 男政治家 小泉 男 女政治家

女 男政治家 小泉 男 女政治家 2


で、またまた↑の続きで、「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールのこの部分ですが↓


女たちも昔のように家庭で専業主婦をしているわけではない。社会に出て、多くの人と人の間で経験を積んで生きていて、価値観や感性も昔のものとは変わっている。むしろ小池百合子や藤野真紀子のような生き方の方が理想なのだ。


女性が小泉さんのセックスアピールにやられちゃっただけでなく、女性が刺客女性候補たちに純粋な憧れを抱き共感した、と。このへんどうなんでしょう。

小池さん的生き方は象徴的ですね。能力がありながらも、決して、目上の男に正面から歯向かわない。うま~く立ち回ることができる。小池さんに惨敗した民主党の鮫島さんが、「細川と小沢を利用し捨てた女」と表現してましたね。「悪女」とまで言ってたような。(この発想もどうかと思いますが。)

こういう女性を一般女性がどう感じたのでしょうか。


以下、超適当に女性を一般化しちゃいます(だから、すべての女性という意味じゃないですよ)。すみません。最近の女性は保守化してるのかなんなのか、体制に順応してるのかなんなのかよくわかりませんが、男と正面衝突しても得にならない、とか思っているような。昔と違って、上手くやれば、男に気に入られれば、だし抜けば、得ができる、みたいに思ってたり。


上野千鶴子と小倉千加子が対談本「ザ・フェミニズム」でこんな話してたような気がします。今の日本社会は、女性にも、能力があって上手くやれば上に行ける道はそれなりにできた。だから、従来型のフェミはウケないのでは。昔は、女性が上に行ける道が全然なかったから、女性が団結してシステムと闘えたかもしれないけど、今は状況が変わってきてる。昔は、フェミだろうとなんだろうと女性は女性でみんな疎外されてた。今は、女性だからといって必ず損するわけではない。やり方次第では、勝ち組になれるチャンスが女性にもある。すると、勝ち組女性は、フェミ女性と一緒にされたら逆に損する。自分を上に吸い上げてくれる男に嫌われちゃ損損。

昔は、フェミは女の味方だったけど、今は、フェミが表面的には邪魔だったり。勝ち組女性は、勝ち組になりたい女性は、フェミに近寄るな、一緒にされたらかなわん、とか思ってそう。


社会のシステムがこうなってきたことはいいことなのか?こういうノリで上に行こうとする女性刺客候補に象徴されるような女性はどうなのか?昨日、私は女性刺客候補が嫌いといいましたが、はたして彼女たちを責められるのか?いろいろ思うことはありますが、踏み込みません。(ちなみに、女性(や黒人やマイノリティ)にもチャンスがある→社会に問題ない、とはまったく思いません。 ここで紹介したこの傑作でちょっと触れられてますが。)


ところで、こういう形で女性国会議員が増えるのがいいのか?

田嶋陽子さん。子供のときからなんか好きでした。今回の選挙で、なんか小泉応援団員になってましたね。「TVタックル」では、やたらと小泉さんに好意的だから、「田嶋どうした?」「いつもと違うぞ」「冴え渡る田嶋」みたいな文字がずっと出てました。小泉さんに好意的だと「冴え渡る」になるんだから、あのTV番組も偏向してますね。偏向上等の私なんで、それはそれでいいと思いますが。つか、あの番組はSAPIOあたりを意識してますね。それで成功してます。テレ朝NO1の視聴率。

で、田嶋さんですが、こういう形で女性国会議員が増えるのは大賛成と言ってましたね。どういう形でもいいよと。逆に利用してやれよと。実際、有能な人たちなんだから、素直に喜ぼうみたいな。


で、形は別にして、そもそも、女性国会議員が増えるといいのか?

↑でちょっと触れた「ザ・フェミニズム」で、上野千鶴子がこんなことを↓。


リベラリズムはフェミニズムの敵である。リベラル・フェミニズムはただの改良主義。世の中の枠組みは決して壊さない。一番わかりやすいリベラル・フェミニストの目標は、過少代表性を改善しようとすること。国会議員の半数を女性にとか。日本の国策フェミニズムもそう。夫婦別姓も女帝も。軍隊にも半分の女性。・・・(リベラル・フェミとラディカル・フェミその他フェミとの違いは)近代の枠組みを認めるか認めないか。(引用は不正確)


そして、ちょっとそれますが、こんなことも↓。


福祉国家のフェミニズム(法的な結婚をする人もいるけれど、それは半分以下で、未婚で子供を産んでも社会が面倒みてくれて、結婚をしてもしなくてもよくて、ゲイでもレズビアンもふつうに生きていける社会)

国策フェミニズムの行きつく先はそこ。福祉国家は分配平等を求める思想ですけれど、分配平等には原資が限られていて、一定の集団の中でしか実現しない。となれば排外主義に結びつきます。具体的に言うと、難民排除、外国人排除、国籍条項の厳格下、これしかシナリオがない。その道を選ぶ人たちもフェミニストの中に出てくるでしょう。もっとも彼らは、その選択に、排外主義やナショナリズムが結びついているとは自覚してないでしょう。もっとナイーブで善意の人たちだろうから。


じゃあ、どうすりゃいいんだよ!と言いたくもなりますが、めちゃくちゃうならされました。ここも踏み込みません。私のレベルをはるかに超えてますんで。でも、フェミニズムの理論ってすばらしいですよ。すごく頭の体操になる。国際関係理論の勉強ではじめてまともにフェミニズム(国際関係)理論に触れたんですが、めちゃくちゃ感動したのを覚えてます。ポスト・モダニズムとかもそう。ちゃんと理解してるかどうかは別にして、なんか感動した。

私自身は、フェミニズムやらその他のアンチ・近代主義的な思想・理論を完全に理解してるわけではまだないので、一応、近代主義的リベラルのままですが。「今の日本には近代の貫徹が必要」みたいなこと言ってる宮台真司が好きですし。

すると、私は上野に言わせると「フェミニズムの敵」ですね。中途半端にフェミに理解を示すリベラル男は、実はフェミにとって害、ってのはわかるような気がします。


荒川区での男女共同参画社会理念を巡って、ゴリゴリ保守の林道義さんと論争(成城トランスカレッジ!北田×林論争リンク集。)した北田暁大さんのこの論考が非常に興味深い。エイミー・タン原作、オリバー・ストーン製作の映画「ジョイ・ラック・クラブ」について、そしてフェミニズムと男についてです。


《露骨な家父長》、《やさしきリベラル》、《正しいリバタリアン》・・・。この三つの男性像は、フェミニズムが一貫して対峙してきた/関係してきた男たちの精緻な理念型である。

自由主義以前の相において暴力=権力を行使する《露骨な家父長》は当然のこととして、とりわけ第二波以降のフェミニズムは、「フェミニズム的」な主張に表層的な理解を示す自由主義者たちに対して、徹底した警戒心をもって接してきた。

機会の平等を云々して男女間の社会的資源の不公正を隠蔽するリバタリアンも、やさしい面持ちで「フェミニズムへの理解」を語り、その実女性を他者化しているだけのリベラルも、社会の根底をなす家父長制(と資本制)を温存させているという点においては、《露骨な家父長》とそう遠い場所にあるわけではない。

それどころか、自由主義者たちは、フェミニズムという思想=運動を「理解」することによって自らの(より「普遍的な」)言語空間のなかに接収してしまうぶん、《露骨な家父長》以上に隠微な政治性を具現しているとすらいえよう。

フェミニズムの浸透と相俟って意匠を変えながら、執拗に近代社会に回帰し続ける《家父長的なもの》-フェミニズムの実践と理論は、そのしたたかな実定性を粘り強く分節化してきた。『ジョイ・ラック・クラブ』は、そうしたフェミニストたちの格闘をパフォーマティヴに指し示した一つの寓話なのである


全文はこちら↓

オトコの美学  フェミニズムを賭金とした男の言説の闘争地図 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/2948/otoko.html
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/2948/otoko2.html
第三回はどうなっちゃったんでしょう?


ザ・フェミニズム 上野千鶴子vs小倉千加子
家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平 上野千鶴子
(どっちも、ただところどころをただ抜粋しただけです。)



ちなみに、政治と女性と戦争と平和については、こちらも↓

<フランシス・フクヤマ>論争 リベラル ネオコン フェミ

「もし女性が世界政治を支配すれば、世界は平和になるはずだ!」みたいなこと言ってボコボコにされちゃうネオコン(?)系・超大物のフクヤマさんです。



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by mudaidesu | 2005-09-18 23:56 | ニッポン
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昨日↑のつづきですが、水底の鏡さんの気持ちのこもった文章<これは何かの試練ですか(涙) >を読みました。考えさせられました。(私が)無神経のような気もしますが、あえてまたちょっと考えます。

「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールの、


女性のブログ読者は想像して欲しいのだが

私が女なら断らない。

私が女なら拒否できるだろうか。

私はできない。私が女なら拒絶の選択はしない。


あたりの表現がやっぱりつっかかるんでしょう。昨日も書いたけど、thessalonikeさんは小泉さんみたいになりたい、自分が↑のような男だったらいいなあ、みたいには思ってないのではと。やはり、あえて挑発というか、嫌味というか、そういう文章であって。やはり、ベタに受け取りすぎかと。ただ、たしかに、あまり感じのいい表現ではないのはたしかです。

水底の鏡」さんも「Kのこだわり」さんもregretさんも、死んでも小泉とやりたくね~、と思ってるでしょうし、実際に、多くの女性がそう思ってると思いますよ(当たり前っすよね)。小泉さんにベタにメロメロになっちゃった人なんて、ほんのマイノリティでしょう(ただそれが選挙を分ける)。だから、literally、文字通り、「おまえらも小泉とやりてだろ~」なんてthessalonikeさんもベタに言ってないと思いますよ。どうでしょう?私は刺客女性候補にまったく魅力は感じませんが、魅力を感じるおっさんたちが一部いるのもわかります。


たとえば、ん~、そ~ですねえ、最近男に人気あるタレント、誰がいいですかねえ、


ん~、小倉優子! 人気ありますよね。


そ~いや、ある女性に言われましたよ。「アタシは彼女嫌いだけど、私が男なら、小倉優子にこりゃたまらん、と思うかも」とか「アンタも小倉優子が好きでしょう?」とか。

私は、小倉優子がめちゃくちゃダメです。オウェ~ッ ぺッ ぺッ ぺッ ですよ。つか、テレビで出てくると、速攻でチャンネル変えます。(好きな方、ごめんなさい。ゆうこりん、ごめんなさい。嗜好はいろいろ、なんで。)けど、一部の男が小倉優子を好きになるのはよくわかります。

thessalonikeさんのアレも、こんなもんじゃないっすか?(追記:矮小化しすぎですかね。)たしかに、かなりエグイもんなんですけど。私は、男だからなのか、おバカなのか、ただニブイからなのか、エグイなあ~、ウケた~、程度にしか思わんかったっすけど、たしかに、ああいのを断固拒否したくなる気持ちもわかるような気もします。ネタにしても、もうちょっとどうにかならんのかい!みたいな気も。

つか、私の頭と文章力じゃ、このへんの微妙なところを、みんながモヤモヤしてるところを鮮やかに表現・暴露することができません!ごめんなさい。

あと、「センス」の問題ですが、やっぱ、「センス」は人それぞれかなと。私の映画のベタな趣味とか、私のベタな あ や し い 妄 想 とか、そういうのも、万人にウケるなんてことはないでしょうし。人によっては、なんだそりゃ!キモッ!って思われるでしょうし。思想信条が近くても、「はあ?」と思われることもあるでしょう。ベタを表現するセンスも人それぞれ。

映画「スターシップ・トゥルーパーズ 」(知ってます?)最高!とか言ったら、思想信条が近い人から、軽蔑されたことありますし。「酷すぎ、性格悪すぎ、壊れてる」と。「トレインスポッティング」大好きといったら、「あんなに麻薬が気持ちいいとこ表現しててアンチ・ドラックって嘘でしょう」とあっさりあの映画否定されちゃったことも。岩井俊二の「リリイ・シュシュのすべて」が超好きなんですが、この映画がどうもダメだっていう友人もいますし。逆に、私は岩井俊二の「ラブレター」がダメですし。というか、中山美穂がダメ。大島渚の「愛のコリーダ」が大好きだし、今村昌平の「楢山節考」のド変態さがタマラナイし。みなさんが、日本を憂いてるときに、えびボクサー vs いかボクサー なんてノンキに書いてて、アホじゃねーの?と思われたりするかもしれないし。

で、↑の話は私のベタな趣味のセンスです。

そんで、たとえば、私はあまりスプラッターなホラー映画好きじゃないんですが、好きな人の気持ちはわかります。で、私が、ネタでキモイ描写しながら、「こういう映画好きな奴もいるだろう」って書いたら、私に対して「キモッ!」って反応あるかもしれない。私の、ネタを表現するセンスがイカレテルと思われるかもしれない。ネタ(または嫌味・皮肉・逆説)を表現するセンスも人それぞれ。今回のthessalonikeさんの場合はこれかな。意味わかります?

(追記:やっぱり、矮小化しすぎかもしれない。もっと根は深いかも。これはやはり男の側の問題かも。私みたいに矮小化しちゃうのも、結局は、何が問題かをちゃんと理解していないからこそなのかもしれません。軽く考えちゃってるせいかもしれません。)

アホなんで表現力が足りないのを実感・・・・、何書いてんのかすらわけわからなくなってますね・・・ まあ、私も第三者的に、勝手なこといってばっかもアレなんで、恥さらします。訪問者が皆無のとき、ひっそりと書いたんですが、はせが・・・→女子アナ→消費者金融CMモデル  バっカじゃねーの!?でしょう。

女 男政治家 小泉 男 女政治家 3 + フェミにつづく。





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by mudaidesu | 2005-09-18 22:47 | ニッポン
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「世に倦む日日」「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールですが、切り口がなにげにエグイので笑ってしまった。いや~な世界だな~、想像したくね~なあ、と思いました。


「女性のブログ読者は想像して欲しいのだが、例えばある日、携帯電話に小泉首相から直接メールが入って、「今夜、時間ができたから二人で食事がしたい」と誘いがあったとする。断るだろうか。私が女なら断らない。

     (・・・)

小泉首相が目を見据えてこう言うのだ。「スイートをリザーブしているから泊まって行って欲しい」。私が女なら拒否できるだろうか。

終電の時間があるから帰りますと席を立つことができるだろうか。私はできない。私が女なら拒絶の選択はしない。

     (・・・)

小泉首相の魅力は時代を心得た絶妙のセックスアピールにある。非情な視線と粗暴な台詞、痩身を包むクールビズのダンディズム、インパクトのあるアジ演説、美食と芸術の豊穣な趣味、そして不良な私生活。


↑あたりの描写・記述はイヤラシイ。エロいという意味じゃなくて、エグいとこついてくるイヤラシサ。そこらの、ハードボイルド小説、または、レディース・コミック(もう絶滅した?)みたいなノリもある。シャレが効いてるなあ、洒落が辛いなあ、と思いました。

ただ、おそらくthessalonikeさんも意図的でしょうが、ハードボイルド小説・レディース・コミック的なノリってのは女性蔑視的なのですね。男のサド心、女のマゾ心を非常に安易な形で描写する表現。別に、男がSで女がMでもいいんですが、これ系の表現は、男とはそういうもんだ、女とはそういうもんだ、みたいなジェンダー・バイアス大爆発の表現。ポリティカルにはインコレクトなんだけど、ウケちゃうのもまた事実。そして、表現がポリティカル・コレクトネスに拘束されちゃ意味ないのも事実。

だからとくらBlogのコメント欄のregretさんの、「渡辺淳一のコラムみたい」や「六本木ヒルズに住んでるワキガの小者の口説き方みたいで、お陳腐」という印象は的確かと。(渡辺淳一のコラムは知らないですが・・・。彼の小説からコラムの感じも想像。)

ただ、私が思うに、regretさんは、thessalonikeさんに直接怒りをぶつけてますが、あの文章をベタに受け取りすぎのような気がします。あれはあくまで皮肉であって、ある意味、ネタだと思いますから。どうでしょう?thessalonikeさんは、残念ながら世間のノリはあんな感じですよ、というのをリアリズムで表現したと。みたいな感じで私は、あの文章を解釈しました。どうでしょう?

だって、thessalonikeさんは、あの文章の主人公の小泉さんを英雄とは見てないでしょう。読者に、この主人公かっけーだろ、と思わせようとはしていない。そもそも、thessalonikeさん自身が反小泉なんだし。だから、あの文章に反発するregretさんも、実はthessalonikeさんとそんなに違わないのかと。どうでしょう?

でも、「Kのコダワリ」さんが、「とにかくコイズミ氏がカッコ良く現状をぶっ壊して変えてくれることを期待した「戦う」オジサマ方」というように、強くて、おまけにハードボイルドで女性をメロメロにしてしまう(おっさんのイメージ・幻想)小泉さんにベタに憧れるおっさんはたしかにいるでしょうね。


で、「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールですが、


どうやら岡田克也の愚直より小泉純一郎の不良の方が、今の時代はアピールとして女にウケるのに違いないのだ。

(・・・)

マニフェストよりセックスアピール。気分としての今の日本の女は、灰になるまでギャルなのだ。


ですが、これはよく言われてることですね。(そして、これはこれで重要な論点。「衆愚」論争も起きてるようですし。火付け役が政府側というのがスパイス効いてる。)だだ、こういう表現に反発する女性がいるのもよくわかります。

けど、実際に、小泉さんの「魅力」とやらにやられちゃった女性なんて、そんなに多くはないでしょう。小泉さんにメロメロになった女性なんて多くても二割程度なんじゃないですか?ただ、他の政治家でここまで女性を惹きつける人はいないんで、彼らのゼロと比べたら、小泉ファンの一割二割の大きさはもの凄い。また、都市の若者が小泉応援に回ったとしても、一割二割が動いただけでしょうし。たしかに若者も女性も選挙結果を決定するファクターにはなったでしょうが、熱狂してない人たちの方が多いでしょう。ただ、選挙はこの一割二割を奪い合うものでもあるから、みんなここを集中的に分析するわけで。あくまで、分析の対象は熱狂しちゃった数百万程度の人かなと。

thessalonikeさんもこういう層に注目して描写しただけで、ほとんどの女性がそうだ、とは思っていないでしょう。あえて挑発したまでで。 どうでしょう?「Kのコダワリ」さんは「オジサマ達」が要因だったとしますが、これも別にほとんどのおっさんがそうだったという意味じゃないでしょう。若者戦犯論も同じだと思います。若者だろうと女だろうとおっさんだろうと、決定的な役割を果たしたとしても、それは一割二割程度の若者だったり女だったりおっさんだったりするわけで。私も小泉さんにまったく魅力は感じませんが、若者戦犯論はよく理解できます。というか、小泉さんを応援する若者の気持ちがよくわかる気がします。


で、話があっちいったりこっちいったりしてますが「愚直と不良 - 女性票を奪い取った小泉首相のセックスアピールのこの部分ですが↓


女たちも昔のように家庭で専業主婦をしているわけではない。社会に出て、多くの人と人の間で経験を積んで生きていて、価値観や感性も昔のものとは変わっている。むしろ小池百合子や藤野真紀子のような生き方の方が理想なのだ。


女性が小泉さんのセックスアピールにやられちゃっただけでなく、女性が刺客女性候補たちに純粋な憧れを抱き共感した、と。このへんどうなんでしょう。

小池さん的生き方は象徴的ですね。能力がありながらも、決して、目上の男に正面から歯向かわない。うま~く立ち回ることができる。小池さんに惨敗した民主党の鮫島さんが、「細川と小沢を利用し捨てた女」と表現してましたね。「悪女」とまで言ってたような。(この発想もどうかと思いますが。)


こういう女性を一般女性がどう感じたかは後にして、男がこういう女性をどう感じるかについて。

また、 とくらBlogへのregretさんのコメントですが、


刺客候補の彼女らがああいう程度の口説きに転びそうなカンジで中途半端なフェロモン女だったからこそ、thessalonikeさんの発想するようなオヤジもどきのシチュエーションを願望する旧態依然のマッチョを気取る中年男性層の有権者の心を捉えた、っていう分析の方が妥当な気がするのですが。


私もそんな感じがします。有能な女性にはおっさんたちは反発しそうなもんですが、「ああいう程度の口説きに転びそうなカンジで中途半端」で男を立てる感じがあるから、おっさんたちも反発しないような気がします。こういうおっさんが選挙結果を決定したかどうかはわかりませんが。おそらく、保守オジサマは刺客女性候補にそんなに反発しなかったのでは、と思います。まさに、ハードボイルド小説の主人公と、それに惹かれる魅力的で有能な女、みたいにベタに受け取ったかも。

↑で渡辺淳一が出ましたが、「失楽園」は世間の保守オジサマに大人気だったようで。あの小説のヒロインは「男に都合の良い魅力的で有能な女性」でしたよね。(日経で連載!)


私自身は、刺客女性候補たちが嫌いです。↑のようなところが嫌い。特に、小池さんが嫌いでしょうがない。 特に声と話し方。純ちゃんのつぶやきブログでのコメントでも書いたんですが、小池さんは、話聞いてるだけで、イライラしてしまいます。あれ系の声がどうもダメなんですよね。中山参与や、自民党の純潔教育推進論者・山谷えり子さんのしゃべり方、声が一番ダメです。どうも、ゴリゴリ保守系の女性ってああいう声で、ああいうしゃべり方するのでしょうか。保守オジサンにはウケるのかな。櫻井よしこさんも、これ系に近いですね。

まったく独断と偏見で、差別的に女性を区別するのはどうかと思いながらも、こう感じています。
なんかフェミ二ストを嫌う男と逆の意味で同じになっちゃってますが。まあ、いや、やたら威圧的なしゃべり方する男が嫌い、と言っても別にいいよな。なら全然問題ないかな。


追記:ちょっと調べたら、山谷えり子さんって、元民主党で、鳩山時代のネクスト・キャビネットで教育・科学技術ネクスト大臣だった・・・。

民主党役員・NC名簿江田五月さんHP

アンチ・性教育・ジェンダーフリー教育の山谷えり子さんHP


刺客女性候補と一般女性とフェミニズムについて考えてみようと思ったのですが、疲れて眠いので、またあとにします。





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by mudaidesu | 2005-09-17 23:42 | ニッポン
拉致問題どうなったん!?

選挙も終わりました。

拉致問題についてはいろいろ言いたいことありますが、とりあえず、「どうなってんだよ!」と思いますねえ。


私の基本的な考えは、

・被害者家族はマジでかわいそう。
・家族・「救う会」が世間に情報を小出しにするのも仕方がない。我々の関心が持続しないせい。
・旧革新勢力は無能だった。酷すぎ。
・「救う会」の連中には文句はいろいろあるが、一応評価しなきゃならない。
・平沢さんにも文句はあるが、それなりに評価する。というか、拉致問題では一番マシ。
・安倍さんは評価しない。
・小泉さんの取り組みも評価する。平沢さんと同じで結果的に一番マシ。
・重村さんは意味不明。というか、まったく役に立ってないような。
・安明進はかなりうさんくさい気がする。
・民主党はわけわからん。世論のウケ狙って強硬姿勢になったのはしゃーないとしても・・・。
・社民もよくわからん。
・共産は小泉さんに丸投げ。そんなんで、いいんかい!?
・韓国の太陽政策だいたい賛成。
・とりあえず、靖国参拝やめとけ。
・姜尚中に心情的には賛成。けど、実際は半分賛成。宮台についてもそう。
・田中均をそれなりに評価。というか、ボロくそ言われてるんで、一応応援。
・天木直人(姜尚中とは全然違うし、小泉・田中均をボロクソ言ってるけど)心情的には賛成。
・経済制裁は反対。
・でも、リアリストの立場はとらない。多少の国益を損なってでも、なんとかすべきと思う。
・というか、国家の威信なんてどうでもいいから、とにかく進展・解決させろ。
・進展・解決するのにほんとに役立つと判断したら、右から見てどんな国辱的なことでもやれ。


ま、細かい話はまた後で。


今回の選挙で、圧倒的な力を獲得したんだから、小泉さんには、それを背景にやる気見せてほしいですね。まさか、今までのが、支持率アップのためだけだったなんてことはないでしょうからね。いろいろ難しいのはよくわかってますが、常に拉致問題を頭に入れて、どうすべきか、何をすべきか、いつも考えていてほしいですね。


追記:家族が強硬路線主張するのは仕方がない。支援してくれる人たちが右だってのもあるが、穏便にやってください!じゃ迫力でない。政治にプレッシャーかけられない。ああいう主張をすることでしか、世間にアピールできない家族たちの悲惨な境遇に思いをめぐらしたい。


追記:民主党もいまさらながら、真面目に考えろ。まあ、真面目に考えれば考えるほど、難しいことを理解するから大変なんだけど。ウケ狙って強硬路線を演出したのは不真面目の裏返しとも言える。真面目で選挙勝てないのは今回証明されたけど。

で、世間ではタカとされる前原さんが、筑紫さんの番組で、「自分は安倍さんとは全然違う。経済制裁なんて一国でやっちゃダメ。安倍さんは無責任に世論を煽って人気者になった」みたいなことを言ってました。

あれ~?やっぱ、民主党の人たちの本音はこっちだったんでしょうね。ま、当然といえば当然なんだけど。う~ん。でも、変節というか、こういうのはどうなんでしょうか。政治とはそういうもんでしょうか。ちなみに、前原さんが拉致問題について具体的にどういうことを言ってきたかについては、チェックしてません。そのうち。
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by mudaidesu | 2005-09-16 10:07 | ニッポン
二大政党状況、頑固な小政党、外野の憂鬱?


いや、もう二大政党状態じゃないっすけど・・・。


共産党員であるカッシーニでの昼食さんが↓のようなエントリーを書いています。
この方のなんか脱力した気合いがいつもたのしい。

共産党が選挙協力をしない理由。
共産党が選挙協力をしない理由。その2。
共産党が選挙協力をしない理由。その3。


ここ一ヶ月、共産党員または共産党支持の方たちにとって、非共産党支持・反自民の人たちとのコミュニケーションは大変だったでしょう。糾弾系の声を浴びちゃってたかもしれません。

私は共産党支持じゃないし、共産党の真面目さとは相容れないいいかげんな人間だし、非科学的なものも不合理なものも好きだし、そもそも『資本論』は途中で当然のように挫折したし(そのうち頑張る)、そもそも9条護憲ですらない(はげしく迷い中)人です。しかし、地方選挙ではいつも共産党に投票してます。

そんな私からすると、世に倦む日日さんの「共産党は小選挙区票を民主党に流せ - 社民と共産は合同せよ」)は正論です。

共産党が本当に大事にしなければならないのは、伝統ではなく、支持し期待してくれている国民である。共産党が命を賭けて守らなければならないのは、自己の歴史的伝統ではなく、目の前の、二極分解策の経済苦で呻吟している国民である。
これには何度でもうなずけます。しかし、共産党員からすれば、当たり前ですが、「カッシーニでの昼食」さんの方が正論でしょう。↑の引用のとおりだからこそ、今のやり方なんだよ!でしょう。というか、余計なお世話だバカヤロウ、かもしれません。

というか、この問題に正解はありませんよね。とっても難しい。

言えることは、戦略的にやれ、しかない。意味不明ですが。

政治活動には簡単に言って二つの目的がありますよね。一つは、近い将来のため。もう一つは、遠い将来のため。なんか当たり前すぎますし、両方大切だし、両方繋がってるんですけど、無理やり単純化すると、「世に倦む日日」さんは前者のためにとりあえず決断しろ!で、共産党の立場は後者でそのためにこそ、ちっちゃな妥協するわけにはイカン!でしょう。私としては、今回の選挙前は、非現実的ながらも共産党にはあえて近視眼的になってくれと思ってました。

近い将来のちっちゃな違いを生み出すために。

その違いこそが遠い将来にも活きてくるだろうと。個人的には、イラクから自衛隊のみなさんが帰ってくることだけでも大きな違いだと思ってました。靖国参拝もそうですね。


この悩ましい問題は日本だけの話じゃないっすよね。アメリカにはラルフ・ネーダー問題がありますし。前々回の大統領選なんて、ネーダーが出なかったらゴアが勝ってましたしね。もっと他の国の状況も調べてみたくなりました。

去年の大統領選では、もともとネーダー的なアンチ二大政党の立場だったらしいマイケル・ムーアまでもが、ネーダーに対して、出ないでくれよ~、と言ってたようです。(なんか、ネーダーはブッシュ応援勢力の支援まで受けてたとかなんとか。それはやりすぎのような気もしますが。)このネーダー出馬問題はアメリカで熱い論争になってました。

まあ、消費者運動をずっとやってきたネーダーからすると、「共和党も民主党も変わらない、財界の言いなりである」になるでしょう。日本共産党と同じですね。ネーダーからすれば、民主党政権の方がマイルドな分、逆にアメリカの問題の本質が見えにくくなってしまう。なら、共和党政権の方が、国民の目に敵と問題の本質がはっきりして逆に良い、より多くの国民の目が覚める、とまで言えちゃう。日本共産党はここまでは言いませんね。



宮台真司の『華氏911』評がなかなかおもしろいです。


「ブッシュの悪」で「アメリカの悪」を覆い隠す『華氏911』

ブッシュが余りに粗野だから、ケリーになって世界中が胸を撫で下ろす。けれど本当はクリントンよりも遥かに悪い。極端にひどいタマを叩かせておき、本来ならひどいタマを「まだマシ」と受容させる。「ブッシュの悪」で「アメリカの悪」を隠蔽する詐術である。

共和党的な「感情のフック」でメディアウォーを戦うムーアを賞賛することは、「ブッシュの粗野さや馬鹿さに憤激させ、ブッシュ降板で胸を撫で下ろさせる感情操作」に加担することを意味する。息子が徴兵される訳でもない日本人が尻馬に乗るのは、愚の骨頂だ。

全文は↓。

金子勝・藤原帰一・宮台真司・A.デウィット『不安の正体!』筑摩書房への後書き


『華氏911』については↓も。

あえて徹底批判!
『華氏911』の功罪 宮台真司×森達也×神保哲生がMムーアの手法を問う


あんまり関係ないですが、こちら↓もおすすめ。

宮台真司 解題:ナタン・シャランスキー『民主主義論』



ところで、大塚英志の雑誌(か本)の『新現実 Vol3』で、大塚英志が志井和男さんに果敢にインタビュー(「共産党は信用できるか?」)しています。共産党素人の私には興味深かったです。

ちなみに、この表紙ですが、本屋さんで立ち読みするとき、やたらと周りが気になってしまった情けない私です。誰も気にしないのはわかってるんですが、自意識とはそういうもんで、どうにもなんないんでしょうね。しかし、こういう表現に偏見を持っていないと思っていたんですが・・・。いざ、自分が手にしてみて、わずかにしろ動揺するということは、私も偏見野郎だったってことですね。


なんにせよ、実際に政治にコミットしている「カッシーニの昼食」さんを応援します。日々、自己の欲望と快楽のためにダラダラと生きている私としては、尊敬します。

ちなみに私もヤプブロに引っ越しを企てたんですが、2000文字制限で挫折しました。おもろいスキン・テンプレートがいっぱいあって楽しそうだったんですが・・・。fc2も楽しいのがいろいろあったんですが、文字のフォントが読みづらかったり・・・。exciteは読みやすいと思うんですが、スキン・テンプレートはつまらんのばっかです。「う○ち」というのにむしょうに惹かれたんですが、さすがにどうかと。引かれちゃうかなと。



追記:そ~いえば、思いだしたんですが、こんなシステムもあるようです↓

●立候補者全員に、1、2、3・・・と番号を付けて投票する。全立候補者に番号を付けることが強制されており、全部に番号が入らない票は無効投票となる。

●開票の結果、第一順位票の過半数を得票した候補者がいれば、この候補者が当選する。小選挙区であるから、当選は1名だけになる。

●過半数を得票した候補者がいない場合は、先ず第一順位で得票が最下位であった候補者が除外される。そして、この候補者の得票は、記入されて

いる第二順位の得票割合に従って残りの候補者に配分される。その結果、過半数を得票した候補者がいれば、この候補者が当選する。

2005-05-07 オーストラリアの選挙制度「ヘア・クラーク制」について学ぶ

これいいですねえ。日本じゃやらないんでしょうか?
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by mudaidesu | 2005-09-14 21:07 | ニッポン
私は勝ち組セレブよ!小泉竹中市場原理猛突進上等よ!愚痴よ!







ピンクってかわいいですね。ピンクってキャピキャピしたイメージがありますね。
キャピキャピした女性にはつらくなっちゃう私です。ペーとパーは嫌いじゃないです。


そんなわけで、



『禁煙』で「勝ち組」になりましょうよ。



だってさ。


「セレブ」って表現だけで、ウォェッッ、なんだけど・・・。


離婚騒動でこのポスターが存亡の危機に陥ったようで。
そうですか。離婚した女は「セレブ」じゃないんですね。
「勝ち組」じゃないんですね。そうですか。そうですか。





もう、バカすぎ。



馬鹿にしすぎ。



このおばさん自体は嫌いじゃないっすけど。
いや、結構好きかも。


どうでもいい話だったんすけど、今回の選挙のおかげで笑えないですね。
どうなってしまうんでしょうか。この社会は。私の大好きな日本は。
このどアホぶりも、私がこの社会を愛する一つの理由なんすけどね。


つか、このポスター作った人間、許可した人間の脳味噌はどんな味なんでしょうか。
小泉党の選挙宣伝を担った某社(ここがこの広告作ったかどうか知らんけど)の勝ち組や
天下りで大金もらってふんぞり返ってるピーポーの脳味噌は高級で美味しいんでしょうねえ。

「勝ち組」の人たちが作る広告ってすごいですね。




大誤算!杉田禁煙ポスター「セレブは吸わない」
2005年08月14日(日) スポーツニッポン


わずか7カ月でセレブの座を失った女優・杉田かおる(40)のスピード離婚劇が、思わぬところに波紋を広げている。厚生労働省所管の財団法人による禁煙運動ポスターに「セレブは、吸わない。」とのコピーで登場中のため。同省関係者から「運動のイメージが悪くなる」との声も上がっている。 

杉田が登場しているのは財団法人「結核予防会(JATA)」のポスター。ピンクのセーターを着た杉田がほほ笑み「セレブは、吸わない。」「“禁煙”で勝ち組になりましょうよ。」と、杉田が前面に出してきた「セレブ」「勝ち組」のキーワードが躍っている。

JATAは杉田が著書などで社会貢献の意思を示していることを知り、昨秋ごろからボランティアの宣伝塔にとアプローチ。今年3月には05年度の「JATAボランティア大使」に任命し、5月31日の世界禁煙デーに合わせたポスターにも起用。1万1000枚を印刷し、東京・霞が関の厚労省のほか、全国のJATA支部などに配布、張り出した。

ところが、こうしたセレブ宣伝塔との“活躍”とは対照的に、夫婦の関係は時間とともに悪化する一方。杉田はテレビ番組などで夫の鮎川純太氏(44)をさんざん中傷した揚げ句、12日に離婚を発表。厚労省関係者からは「セレブではなくなり、禁煙運動のイメージが悪くなる」との声も上がった。

JATAは「プライベートは関知しない」方針。「セレブの意味は金持ちの女性ではなく、人に奉仕する気持ちのある女性、心のセレブだと解釈している」としたものの、頭の痛い問題を抱えることになった。






つか、愚痴がとまんないっす。
一応、かなり抑えてるつもりなんすけど。愚痴は不健康っすね。全然ガス抜きにならん。
つか、民主の落選組・当選組の顔ぶれチェックしたらいや~な感じなんすけど。

てか、いまさらながら、「郵政!」しか語らない、いや、語ってもいないか、
「郵政!」しか言わないでこの大勝ってなんなんすかね。
他のネタがヘボすぎだから、とか思わないんすかねえ。

というか、ほんとにほんとに、マスコミさん、おたくら、ボケすぎてないですか。
おたくらに、ちょっとでもジャーナリズム精神を期待しちゃってる私がボケてんでしょうね。

選挙期間中、おバカな私はテレビ見まくったんですが、「小泉郵政民営化法案」を批判する政治家以外の識者・コメンテーターを見かけたのは『関口宏のサンデーモーニング』と『朝生』だけでしたよ。なんなんすか?あれだけ「郵政郵政郵政」と煽っておきながら、こんなのありえないと思うのは、やっぱり私がおバカなせいでしょうか。


小泉竹中堀江米国市場原理弱肉強食黒人貧困嗚呼絶望憂鬱

小泉応援団長、日本ネオリベ保守重鎮、古森義久のレイシズム!?



かちぐ~み、ルンルン。 せれ~ぶ、わっしょい。



かちぐ~み、ルンルン。 せれ~ぶ、わっしょい。
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by mudaidesu | 2005-09-13 09:13 | ニッポン
小泉竹中堀江米国市場原理弱肉強食黒人貧困嗚呼絶望憂鬱
小泉竹中堀江米国市場原理弱肉強食黒人貧困嗚呼絶望憂鬱


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米国では、一部の成功者が全体を引っ張ることによって、
全体がかさ上げされて、人々は満足しているわけです。
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斎藤貴男によると、竹中平蔵はこう言っていたらしい(1)。これが頭から離れない。ただの「滴り液理論」なのだけど。平たく言えば、勝ち組のおこぼれもらって負け組も幸せですよ、と。普通といえば普通の言葉なんだけど。

竹中はハーバードの大学院出身。現在の学費は年400万近く。本人はおそらく奨学金だろう。しかし、彼の周りにいた人たちはこういう学費が払える人間、または、この額の奨学金を得ることができるほど優秀な人間たちだろう。竹中はそういうアメリカのエリートの目や頭を通してアメリカを見ているのだろう。このアティテュードと感性にやるせなくなる。

アメリカの黒人その他の貧困層の人々がどんな悲惨な境遇で生まれ、育ち、そして若くして死んでいくのか、竹中は知っているのだろうか。思いを巡らせたことがあるのだろうか。

今回のハリケーンで、アメリカの黒人貧困層の境遇にわずかながら僕らは注目した。ニューオーリンズの65%が黒人で、多くが貧困層だ。アメリカには何百、何千の黒人居住地がある。ニューオーリンズはワンオブゼム。もちろん何人が住んでもいいのだが、黒人ばかり。酷い環境。悲惨もなにも、超悲惨。

黒人居住地に、少しでも足を踏み入れれば憂鬱になる。

ロスの黒人暴動の映像を見て、子供心に「黒人差別が酷いんだろうな」と思った。アメリカに行く前も、黒人差別が露骨にあるのだろうな、と思っていた。しかし現実は違った。拍子抜けするほど、黒人差別がないのである(東海岸です)。いや、もちろん、いろいろあるでしょう。しかし、目に見える形では、インスティテューションとしての黒人差別の存在は感じられなかった。

では、僕はアメリカで何を見たのか。陳腐な表現だけど、貧富の差。事実としての格差の存在は当然知っていけど、やはり「一億総中流」(幻想ですが)日本人にはどういうものなのかイメージできていなかったみたい。なんと、貧乏人と金持ちの住居・地域が月とスッポンなのである。なんか、たいした話じゃないのだが、とにかく僕には衝撃だった。お城のような豪邸がいっぱいなのだ。一方で、ここはソマリアか!?って地域がいっぱいなのだ。ソマリアには悪いが、literallyそんな感じ。

もちろん、「スラム」の存在自体は知っていたのだが、「名物・名所」みたいなものと見なしてしまっていたのではないだろうか。なにか特殊な場所であるかのように。それについて深く考えることを怠っていた。そんなものが存在することの不条理を不条理と思う感受性がなかった。

で、黒人居住地だけど、「こんなとこで育ったら、そりゃ、ギャングになるしかねーよなあ」ってなかんじ。プロスポーツ選手か、ラッパーか、売人か、薬中か、野垂れ死にか。オリエンタリズム大爆発だが、ほんとにそう思ってしまう。荒んでる。荒廃。酒屋に入れば、商品と店員は防弾ガラスの向こう側。治安が悪い。こわいのだ。そんなところで、何百万人、何千万人の人々が暮らしている。

ちなみに、斎藤貴男によると、竹中の生い立ちは恵まれていたわけではない。彼自身の才能と努力でここまできたそうだ。立派。人は頑張ればなんとかなる、と信じているのだろう。そして、その裏返しとして、なんとかならない奴=頑張らない怠け者、と思ってしまうのだろう。彼はほんとに怠け者が嫌いなようだ。彼からすると、郵便局員は怠け者なんだろう。郵便局員への嫌味はほんとに感情入ってる。

ハーバードはケンブリッジという街にある。もちろん環境は黒人居住地と比べるまでもない。

ちなみに、竹中は「理想は人頭税」と平然と言ってのける人間。

それに突っ込みも入れられないキャスター・アナウンサーが報道を仕切っているのが日本である。人頭税すら知らないわけじゃないだろう。「郵政民営化には賛成だけど、郵政民営化法案には反対、って、そんなの全然わかんない」と毎朝(故意かもしれませんが)繰り返す大金持ちも報道をやっている(バラエティなんて逃げは認めない)。夜のあの方も酷いが。


竹中さん、僕と一緒にアメリカの黒人居住地巡りでもしませんか?
おこぼれでも見学に行きませんか?
おっかないんで、ボデーガード5人くらいつけて。


この話はまたあとで。


とかなんとか言ってたら、堀江さんがぶっとんだことを。いや、彼の思想からすりゃ、そのくらい言うわな、って程度なんだけど。公的年金制度いらないって。自分で老後のためにちゃんとためとけよ。だってさ。ちゃんと計画立てられない奴は無能だってことだ。自己責任だ。自業自得だ。公的年金制度いらないってんだから、国民年金払ってない奴なんて野垂れ死ね!ってことだな。てめーが悪いんだからね。自己責任。自業自得。アメリカの貧乏悲惨黒人たちは無能な怠け者ってことだな。堀江さんからすりゃ。自己責任だ。自業自得。うん。自己責任自己責任。自業自得自業自得。

これこそ、究極の「官から民へ!」ですね。

堀江さんの外国人特派員協会講演

ちなみに、堀江さんを番組に呼んだことある神保はこの講演、アホらしくなって途中で退席したってさ。ま、たしかにアホらしかったな。素直な人なのはよ~くわかったけどね。いや、「ただの人」だったら嫌いじゃないんだけどね。むしろ、好きなんだけどね。



おまけ。斎藤貴男は、宮台真司に「左翼のダッチハズバンド」よばわりされた(M2『サイゾー』)。鈴木邦夫によると、それから斎藤貴男、森達也、鈴木邦夫による『言論統制列島』という本ができたらしい(写真がウケる)。鈴木・森は宮台のお友達だし、斎藤も宮台の丸激(videonews.com)に出演あり。

鈴木邦夫 今週の主張307 


(1)『毎日新聞』02.06.17付夕刊 斎藤貴男「グローバリゼーションの光と影 金持ち優遇、新自由主義の暴論」 『日経ビジネス』00.07.10号 竹中平蔵 http://www.linelabo.com/bk/2002/bk0206b.htm
私自身は、斎藤貴男の著作(失念)でこの話を読んだ。




私は勝ち組セレブよ!小泉竹中市場原理猛突進上等よ!愚痴よ!

小泉応援団長、日本ネオリベ保守重鎮、古森義久のレイシズム!?
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by mudaidesu | 2005-09-05 00:49 | ニッポン


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